Subject: 詩篇86篇 まとめ |
From: "+mikuni@kanno.com" <mikuniML@kanno.com> |
Date: 2002/05/17 12:07 |
To: <saiwainet@egroups.co.jp> |
こんにちは。菅野みくにです。 詩篇86篇の、まとめをしました。 ■まとめ 1)5節と15節について 詩篇86篇の5節と15節はあきらかに、出エジプト記34章6節と同じことが分か ります。これは神様の御名についてです。神様の御名は、「あわれみ深い、恵み深 い、赦しに富んでいる」という名前です。 それで、おまけに出エジプト記の32章~34章のストーリーはどのようなものかを 見ましょう。イスラエルが他の神様をつくり、その他の神様を賛美し、御名をあが め、本物の神様の御名をあがめなかった。それで、神様はいかった。しかしモーセは 民のためにとりなしをした。そのとりなしはこうである。「どうか道を教えてくださ い。あなたの民が、あなたの宝であることを覚えていてください。私たちの民と一緒 に進んでください」という。神様はそれに答えて「わたしはあなたとともにいる。あな たに御名によって宣言する」と仰せられました。神様はもう一度十戒を与えてくださ いました。 この十戒は道である。十戒にはあわれみの教えが書いてある。十戒は永遠のいのちへ の地図である。 2)11節について 何回も言っているように11節は大切であるけど中心ではないと思う。11節の「道 を教えてください」ということは、出エジプト記33章13節に出ている。 「心を一つにしてください」ということは、心が乱れていて、心が三つや四つある。そ の心を完全に一つにしてくださいといっているのは、よく考えられる。よく分かる。 しかし、これはそういう意味ではなくて、神様のみ心とひとつになる。出エジプト記 33章の12節~13節になるように、神様のみ心にかなっている。このような意味 で言っていると思う。 3)この詩篇の構造 1~4節 しもべをあわれみたましいを救え 5節 主の名(YHWHの名) 6~7節 たましいの苦しみ、穴の中に入っている 8~10節 国々をさばく救い(YHWHの栄光) 11節 神様の教え(YHWHの教え) 12~13節 たましいの救い(YHWHの栄光) 14節 国々が高ぶる 15節 主の名(YHWHの名) 16~17節 しもべをあわれみ、敵から救え 1節~~4節は6節~7節、14節と平行している。 5節と15節は平行している。 8~10節と12~13節は平行している。 1~4節と16~17節も平行している。 以上です。 ------------------------------------- +かんのみくに@カンノファミリー mailto:mikuni@kanno.com お手紙好きのくーちゃん メールチェックは一日中 -------------------------------------