Subject:
詩篇87篇 研究のための下ごしらえ(ケイヤ)
From:
Date:
2002/05/20 11:32
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは、+Keiya Kannoです。

●テーマ

・神が都を建てる(1,5節)
・すべての者がシオンで生れた(4,5,6,7節)

●構造

1-2 山に基を置き、シオンを愛される
3-7 すべての民はシオンで生れた

●100字文

神がご自分の住まいであるシオンを建ててくださって、イスラエル人はもちろん、異
邦人までもがその場所で生れた。

●問い

・なぜ、神は「シオンのもろもろの門を愛される」という言い方がされているのか?
この「門」にはどのような意味があるのか?
・なぜ、急に「すべての者がシオンで生まれた」という話になっているのか?詩篇86
篇やその前の詩篇とのつながりは何か?

●気が付いたこと

・4節の「ラハブ」という言葉は聖書の中で3回しか使われていなく、詩篇87篇の他に
は詩篇89:10、イザヤ51:9にでてくる。この2つの箇所では海の怪物という意味で使わ
れている。どのような根拠かは分からないが、オンラインバイブルのヘブル語辞書を
見ると「エジプトの象徴的な名前」であると書かれている。
・この詩篇には主に2つのテーマがある。1つは「神が都を建てる」という話。もう1
つは「すべての者がシオンで生れた」という話である。この2つの関係は民が生れ
る、建て上げられることによってご自分の住まいが建つということである。

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+Keiya@Kanno Family
E-mail: keiya@kanno.com
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