Subject:
登録、書き記す(謙人)
From:
"Kento Aoki" <kento@mikunikensetsu.com>
Date:
2002/05/21 20:31
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは、謙人です。
登録、書き記すを詩篇の中から見て、コメントを書きました。

登録(03789)

詩篇40:7
その時私は申しました。「今、私はここにきております。巻物の書に私のことが書い
てあります。

コメント:この詩篇でダビデは神に助けを求めていて、彼は神に信頼し、巻物の書に
自分のことが書いてあるといっている。その巻物が本当の書物なのか、象徴的な話な
のかはわからない。象徴的な話であれば、ここは詩篇87篇と同じような意味でダビ
デは神の巻物、救いに自分はかかれている、入れられていると確信している。

詩篇69:28
彼らが命の書から消し去られ、正しいものと並べて、書き記されることがありません
ように。

コメント:ここは明白に詩篇87篇と反対の意味であって、ダビデはここで、神に助
けを求めている。また、この詩篇には神がシオンを救われるという話も出てくる。

詩篇102:18
次のことが、後の時代のために書き記され、新しく作られる民が主を賛美しますよう
に。

コメント:次の事とは主が聖なるいと高きところから見下ろし、天から地の上に目を
注がれました。 という内容。
この詩篇には87篇と同じシオンを神が愛されるという話が出てくる。主は代々に御座
につかれ、地の基を定められて、すべてのものは滅びるが主は代わることがない。

詩篇139:16
あなたの目は胎児の私を見られ、あなたの書物にすべてが、書き記されました。私の
ために作られた日々が、しかも、その一日もないうちに。

コメント:主はすべてを知って、すべては神に明らかであって、神の書物にそのこと
が書き記される。また、神の知恵は計り知れず、不思議だとダビデはこの詩篇で言っ
ている。この詩篇には87篇との関係があまりないけれど、20節にある御名をみだりに
唱える悪者の話は目立つ。

詩篇149:9
また書き記された裁きを彼らの間で行うため。それは、すべての聖徒の誉れである。
ハレルヤ。

コメント:ここで詩人は神にほめ歌を歌えといっている。聖徒たちのほめ歌は国々を
懲らしめるためであるという言い方はこの詩篇で目立つ。また、この詩篇にはあま
り、87篇との関係がない。

全体的なコメント:詩篇全体の中から記されるということを見るときに87篇のように
使われているところは少なく、裁きを書き記す、正しいものと書き記されないなどの
悪者への裁きのところで使われているところがほとんどである。また、87篇との全体
的なつながりとしては、シオンを神が救うと言う話である。5箇所の3箇所くらいに神
がシオンを救うという話が出てくる。

以上です。
よろしくお願いします。