Subject: 詩篇32:8、9の「助言」から学んだこと |
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Date: 2001/04/21 18:42 |
To: "EGP saiwai.net" <saiwainet@egroups.co.jp> |
詩篇32:8、9の「助言」から学んだこと
+カンノケイヤです。
サムエル記を見るときにダビデが助言を受けているという大きな話が3つある。
1つ目は、ダビデがナバルに対して怒り、ナバルの家族を聖絶しようとしたとき
にアビガイルが助言してそれをやめさせた話である。
2つ目は、ダビデがウリヤを殺してバテ・シェバを取ったら預言者ナタンに助言
されて罪を悔い改めた話である。
最後は、ヨアブが助言して人口調査をやめさせようとしたがヨアブを説き伏せて
話である。この3つは罪と助言の話を見るときにとても大切な箇所である。
また、ダビデは助言を受けるだけではなく助言を与えることもしている。例え
ば、何回もサウルを殺す機会が与えられたのに、ダビデは自分の仲間に油注がれた者
を殺すなと言ってサウルを殺さない。他の所でサウルに自分のようなちっぽけなもの
を追いかけてどうするのかと言って助言をした。
しかし、サムエル記の中にはダビデ以外にも助言の話はたくさんでてくる。例え
ば、
アブシャロムのためにアヒトフェルとフシャイが
助言をするというような話である。この2人は王の友と呼ばれる。そうすると本当の
友は助言を与えるものである。
アブラハムは創世記でソドムとゴモラがさばかれるときに神の友として神に助言
した。ヤコブの2:23でアブラハムは神の友であると書いてある。
そこでアブラハムは信仰によって義と認められたとかいてあるが、その話はロー
マ4:9にでてくる。その前の7,8節では詩篇32:1,2が引用されているではないか。
また聖書の中には女の人が助言者であると言うことも良くある。サムエル記の中
にも3人いる。アビガイルとテコアの知恵のある女ともう一人の知恵のある女であ
る。他に、聖書の中にサラ、リベカ、ヤイル、ルツ、ハンナ、マリヤというような人
もいる。
そして今のわたしたちの助言者はキリストである。キリストはわたしたちに聖書
と御霊を通して助言を与えてくださる。
しかし、それだけでは半分だけである。キリストは本物の神の友であって、キリ
ストは神にとりなしをしてくださる。とりなしてくださるとはわたしたちの罪のため
に神に助言するということである。
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