Subject:
ヨナの祈りの分析(ケイヤ)
From:
Date:
2002/05/31 11:41
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは、+Keiya Kannoです。

88篇のまとめは昨日やってしまったので、今日は応用編ということで、ヨナ書2章の
穴の中にいた人の祈りの分析をしました。

●1節ずつの題

1:17 神によってヨナは魚の腹の中に3日3晩いた
1 ヨナは腹の中から祈った
2 主に祈ると聞かれる
3 海の中で上に波がある
4 聖なる宮を見たい
5 水が苦しめる
6 穴の中にいたが、そこから上げられた
7 苦しみの時に祈ると聖なる宮に届いた
8 偶像に頼る者は恵みを捨てる
9 神の救いを感謝する
10 ヨナは神によって魚の腹の中から吐き出される

●テーマ

・ヨナは祈った(1節)
・祈ると聞かれる(2節)
・海の中にいた(3,5,6a節)
・主の宮での賛美(4,7-9節)
・穴から助けられた(6b節)
・魚が吐き出す(10節)

●構造

A 1:17-2a ヨナは魚の腹の中にいる
    B 2b 神に祈ると救われる
        C 3 海の深いところにいる
    B 4 聖なる宮で仰ぎ見たい
        C 5-6a 海の深いところにいたが、上げられた
    B 6b-7 神に祈ったら救われた
            D 8-9 聖なる宮に祈りは届き、賛美する
A 10 ヨナは魚の腹の中から陸地へ

●気が付いたこと

・ヨナは自分が穴にいるということを自覚している(6節)。

・88篇と同じように波が穴の上にある。

・最初に読んだ時に4,7節にある「聖なる宮」というものが目立った。そうすると昨
日見た87篇と88篇とのつながりにあったことがつながってくる。ヨナは穴の中にい
て、死にそうな状態になっている。しかし、そこから上げてくださいと願う時には、
「聖なる宮に行きたい」、「聖なる宮で賛美したい」と願う。

・ヨナの祈りの最後は「救いは主のもの」という言い方である。それは88篇の最初に
ある。

・1章で神はヨナに対して怒っているが、それは海の波によって表されている。

・ヨナは自分から神の御顔を避けた。本当は御顔をイスラエルの民に向けてください
と願うべきなのに。

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