Subject:
詩篇89篇 研究のための下ごしらえ
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Date:
2002/06/03 13:41
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは、+Keiya Kannoです。

●構造

A 1-4 神は恵みとまことによってとこしえに建てられる

B 5-18 約束された

A 5-14 神の偉大さ
    B 15-17 民が高く上げられる
        C 18 王は主のもの

A 19-37

B 38-48 約束が放棄されている

        C 38-41 主は王を捨てた
    B 42-45 民が恥を見、敵が高く上げられる
A 46-48 人のむなしさ

A 49-51

結 52

●100字文

神はダビデと契約を結び、恵みと真実を尽くしてくださった。しかし、神は怒りその
契約を捨ててしまわれた。それで詩人はこの恵みに訴えている。

●問い

・なぜ、神は油注がれた者に対して怒っているのか?なぜ、神は契約に忠実なはずな
のに、王を滅ぼそうとしているのか?

・89篇は第3巻の中で最後の詩篇だが、この詩篇がこの場所にあるのはどのような意
味があるのか?

・神がダビデと結ばれた契約とは具体的に何か?神はダビデに何を誓われたのか?

●気が付いたこと

・この詩篇の題に書いてある人は「ダビデ」ではなく、「コラの子たち」でもなく、
「エズラフ人エタン」という人によって書かれたとある。この人は詩篇の題ではここ
にしかでてこないが、第1列王記4:31にでてくる。ここはソロモンがとても知恵が
あったという箇所だが、ここでソロモンは「エズラフ人エタン」よりも知恵があった
と書いてある。

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E-mail: keiya@kanno.com
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