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Date:
2002/06/04 15:16
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは、+Keiya Kannoです。

今週の詩篇89篇は長いので、構造を見る前にみんなでテーマを見ました。もう1つ
構造を見るための方法は詩篇89篇には「ダビデとの契約」の話があるので、その
契約が実際に結ばれた箇所を分析しました。

ダビデとの契約の話は第2サムエル記7:5ー16には神がダビデに誓って下さる話
があります。また第1歴代誌17章にもあります。

この契約の話の位置付けは、ダビデがサウルが死んだあとペリシテ人を屈服して
安定したあとにダビデが自分は杉の家に住んでいるのに神は幕屋に住
んでいるので神のために建てようとしたあと神はこの契約を与えて下さった。

この契約の14ー16は89:26ー37と明らかに同じテーマがある。

1)7:14aには「父子の関係」について書いてある。同じように89:26には子が父
と呼ぶという話があり、27節には父が子と呼ぶという話がある。

2)7:14bには罪を犯すなら、杖、むちをもって懲らしめるという話がある。89:30
ー32も同じように神の契約、命令に逆らうなら、杖、むちをもってさばかれると書
いてある。

3)7:15で神は恵みをサウルから取り去ったが、あなたからは取り去らないと書
いてある。同じように33ー35でも言われたことは変えないと言われている。

4)最後の16節は王国と王座は神の前で永遠に続くと書いてある。それと同じで36
ー37節でも神の前に永遠に続くと書いてある。

この他にも似ているテーマはある。

8節の神がダビデを選んで下さったや、9ー11の敵を滅ぼしてくださるなどである。

これをもとにしながら見ると構造はこのようになると思う。

5-7 私は家を求めたのか?
8 ダビデを選んだ
9-11 敵を滅ぼす
12-13 王座と王国を堅く立てる
14a 父となり子となる
14b 罪は必ず罰する
15 サウルからのように恵みは取らない
16 王座は堅く立つ

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E-mail: keiya@kanno.com
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