Subject: Shihen 90 Kouzou |
From: "Ken" <ken@mikunikensetsu.com> |
Date: 2002/06/11 2:19 |
To: <saiwainet@egroups.co.jp> |
今日は、塩光献です。
詩篇90篇の構造を送ります。
構造
1-6 人間は神の御前ではちっぽけな者に過ぎない。
7-11 人間は神の御怒りの中で人生を送っている。
12-17 正しく日々を数えられるよう、知恵を与え、哀れんでください。
(ヘブル語で「数える」=Maw-Naw)→(準備すると言う意味が含まれる。)
まとめ
最初にモーセは神の偉大は人間と比較すれば無限な違いがあるといいます。人間の罪と心の不義は全て神の御前にあり神はそれに対して燃える怒りを注ぐ。人間は自分たちの罪のために短かくて、苦しい人生をおくることになっている。それなので、モーセは、自分の短い人生を知恵を持って生きていくことが出来るように神に祈っている。そして自分の人生に神の祝福、哀れみ、それから喜びがあるように祈っている。また、生きている間、神のために良い業を自分の手で行うことが出来るよう、神に祈っている。
意見
7節から11節では古い契約の中での契約の話でしょう。古い契約では人間の罪はあがなわれていないので、詩人は神の御怒りの中で生きているのでしょう。モーセはいけにえをささげたり、いろんな旧約儀式を行ったりする時にこのことを深く感じたことでしょう。