Subject:
民数記20章の位置付け
From:
"+mikuni@kanno.com" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2002/06/14 12:19
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは。菅野みくにです。

ドーシーさんの構造を見て民数記20章の位置付けを研究しました。

■民数記13章1節~14章45節/民数記20章1節~21節

民数記13章1節~14章45節では、カナンに偵察に行く時に、カナンに食べ物が
豊富にあったり、カナン人の中をとおりに行ったり、する事件のところです。

ここでの民数記20章1節~21節までの共通しているテーマは、四つあります。

・民が神様にカデシュで逆らう(民数記13~14章)
モーセとアロンがカデシュで神様に逆らう(民数記20章)
・作物が豊富である(民数記13~14章)
水が豊富でない(民数記20章)
・民がカナンに入ることができない(民数記13~14章)
モーセとアロンがカナンに導きけない(民数記20章)
・アマレク人に追われ、退却する(民数記13~14章)
エドム人のところから退却する(民数記20章)

■一番目

民数記13章~14章で、偵察の人たちがぶどうやイチジク、ざくろを取ってきて、
カナンは食べ物が豊富であるということ。また、民数記20章では、荒野に水がなく
て民が水をほしがるということです。

このテーマは、食べ物が豊富であるか、豊富ではないのかということです。

■二番目

民数記13章で~14章、民がカデシュで神様に逆らうということと、民数記20章
では、モーセとアロンが水を出す時に二回も岩を打ったということで、カデシュで神
様に逆らうということです。

このテーマは、神様にカデシュで逆らうということです。

■三番目

民数記13章~14章で、神様に民がぶつぶつ文句をいったことで、民がカナンに入
ることができなくなるということ。民数記20章で、モーセとアロンが水を出す時に
二回も岩を打ったということで、モーセとアロンがカナンに導きいれることができな
くなる。

このテーマは、神様に逆らったことによって、カナンに入れなくなるということで
す。

■四番目

民数記13章~14章で、民が逆らい文句をいったことにより、アマレク人と戦った
時に、彼らに追われ、民が退却する。民数記20章で、エドムを通りたいと、使いを
送るが、通ることを拒否され、民が退却する。

このテーマは、民が敵に追われ退却するということです。

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