Subject: 詩篇92篇 研究のための下ごしらえ |
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Date: 2002/06/24 11:41 |
To: <saiwainet@egroups.co.jp> |
こんにちは、+Keiya Kannoです。
●テーマ
・神のみわざを歌う(1,2,3,4節)
・みわざは偉大である(5節)
・悪者は知らない(6節)
・
・高く上げられる(8,10節)
●構造
A 1-4 主のみわざを賛美し、言う
B 5 みわざはとても深い
C 7 悪者は栄えていても滅びる
B 8 神は高き所にいる
C 9 今、敵が滅びる
b 10 しかし、角が高く上げられる
C 11 敵の悲鳴を聞く
b 12-14 私は主の家で栄える
A 15 主の正しさを告げる
●構造の説明
この詩篇には主に3つのテーマがある。
A 賛美、告げる
B 偉大、栄える
C 滅びる
この詩篇にAは2箇所ある。1-4のAでは「神のみわざ」を告げ知らせ、賛美している。
もう1つは13節で、ここでは「神の正しさ」を告げ知らせると言っている。
Bには2つの側面がある。
・神の偉大さ
・私が栄え、高くなる
5-6と8節は神が偉大であるということで、10節と12-14は私が高く、栄えるというこ
とである。
Cは敵が滅びるという話である。それは7,9,11節にある。
●100字文
詩人は神の偉大な、深いみわざをほめ歌い、告げ知らせている。そのみわざとは具体
的に敵が栄えていても滅び、正しい者が祝福されるということである。
●問い
・なぜ、この詩篇の題に「安息日のための歌」とあるのか?この詩篇は安息日と関係
あるのか?
・「正しい者がなつめやしの木のように栄え、レバノンの杉のように育ちます。」と
いう例えはどのような意味があるのか?なつめやしの木、レバノンの杉などは何か?
(12節)
●気が付いたこと
・この詩篇のあとのほうは詩篇1篇に似ている。
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+Keiya@Kanno Family
E-mail: keiya@kanno.com
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