Subject: 「角」詩篇の中から(謙人) |
From: "Kento Aoki" <kento@mikunikensetsu.com> |
Date: 2002/06/25 14:40 |
To: <saiwainet@egroups.co.jp> |
こんにちは、謙人です。 「角」を詩篇の中から見ました。 聖書のなかに34個、詩篇の中に9個ありました。 角 詩篇18:2 主は我が巌、我がとりで、我が救い主、身を避ける我が岩、我が神。我が盾、我が救 いの角、我がやぐら。 コメント:ここで、ダビデは自分の角は神であるといっている。92篇では、詩人の 角になっているが、ここでは神は角というようになっている。またこの詩篇には色々 な92篇とのつながりがある。 詩篇75:4、5 私は、誇るものには、『誇るな。』といい、悪者には、『角を上げるな。 おまえたちの角を高く上げるな。横柄な態度でかたるな。』という。」 コメント:ここで悪者たちに自分たちの角を高く上げるなといっているが、92篇で 詩人の角は高く上げられ、悪者は見下される。探したときには出ていなかったが、1 0節には正しいものの角は高く上げられるということが出てくる。 詩篇89:17,24 あなたが彼らの力の光栄であり、あなたのご恩寵によって、私たちの角が高くあげら れているからです。 私の真実と私の恵みとは彼と共にあり。私の名によって、彼の角は高く上げられる。 コメント:正しいものの角は神の義によって、ご恩寵によって高く上げられる。この 話は92篇と同じ話である。 神の義、真実ということも92篇に出てくる。これらの事以外にもこの詩篇は色々な ところが92篇とつながっている。 詩篇112:9 彼は貧しい人々に惜しみなく分け与えた。彼の義は永遠に堅く立つ。その角は栄光の うちに高く上げられる。 コメント:主を恐れ、主を喜ぶ人はこのようになり、悪者はそれをみて、滅びる。こ こでは92篇とは反対に悪者が正しいものが栄えるのをみて、滅びている。 詩篇132:17 そこに私はダビデのために、一つの角を生えさせよう。私は、私に油注がれたものの ために、一つのともしびを備えている。 コメント:ここは角を高く上げる等の話ではなく生えさせようという言い方で、あま りない言い方である。この詩篇で神はシオンをすみかとして選ばれ、そこを永久に安 息の場所とされる。そして、ダビデを堅く立てられる。 詩篇148:14 主は、その民の角を上げられた。主の聖徒たち、主の近くにいる民、イスラエルの子 らの賛美を。 コメント:この詩篇は神への賛美の詩篇である。すべてのものよ主をほめたたえよ。 それは主がイスラエルの民の角を高く上げられたからだ。 以上です。