Subject:
92篇の絵の説明
From:
"Miwaza Kanno" <miwazaML@kanno.com>
Date:
2002/06/28 13:27
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

みーちゃんです。

92篇の絵についてもう一度まとめました。

■1-4節:

ここで、創造の完成についてのことがでています。この創造の完成とは安息日のこと
です(創世記2:2)。

ここで歌われているのは「神のみわざは良いものである」ということです。これは、
この詩篇の題の「安息日のための歌」というのはなぜかという疑問を解くための良い
答えとなります。

なぜなら、この神のみわざとは、創世記の2章の2、3節にもでてくる創造の事で
す。そして、創世記の2章を見る「神のみわざは良いものである」ということを歌う
のは安息に地にふさわしいと言うことがわかります。神のみわざが良いものであるこ
とは創世記の1章の31節にも出てきます。

2章では「7日目にすべてのわざを休まれた」ということにおいて安息日が出てきま
す。ここは、安息日がでてくる最初の話しです。ですから、「安息日」ということば
を聖書の中で探して研究したい人は創世記2章は「7日目」ということばででてくる
からと言って、この個所を忘れてはいけません。

■5-11節:

なぜ救いがあるかというと、創造の7日目に人が罪を犯してしまったからです。罪が
なかったら、5-11節がなくても92篇はなりたちます。しかし、罪によって創造
が壊されてしまったために、救いによって創造をもう一度完成する必要がでてしまい
ました。

この救いの完成は、最後の裁きの日、サタン(悪)に対するメサイアの勝利の日で
す。これは、救いのみわざといえます。

■12-15節:

これは1-4節と同じく創造の完成についてのことが出ています。ここの絵を見る
と、エデンの園の絵であることがわかります。この「正人」とい木を植えたのは、正
しい不正のない神様です。罪を犯す前までは、さばくというのが良いものをもっと良
しとするという意味でした。しかし、罪を犯したあとは、悪くなったものを善にかえ
るというものになりました。創造のときも神さまは造ったものを良しとしています。

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 Miwaza Kanno
  miwaza@kanno.com
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 God bless you!(^^)/~~~
 !かにかに!かにかに!y(^^)y
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