Subject:
Ps33:13 目を注ぐ
From:
"Junko Sano" <junkosan@lax.allnet.ne.jp>
Date:
2001/04/25 9:23
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

詩篇33:13の「目を注ぐ(The LORD looketh <05027> from heaven;)」 と同じことばが使われている箇所や章を見てみました。
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05027 jbn nabat naw-bat・
a primitive root; TWOT-1282; v
AV-look 36, behold 13, consider 5, regard 4, see 4, respect 3, look down 2, look about 1, look back 1; 69
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◆詩篇より、同じ言葉が使われている箇所
 
10:14 主は悪者を御手に収めるために、じっと見つめておられる。
13:3「私に目を注ぎ、私に答えてください。」 
13:5,6「私はあなたの恵みに拠り頼みました。私のはあなたの救いを喜びます。私は主に歌を歌います。主が私を豊かにあしらわれたゆえ。」
74:20「どうか、契約に目を留めてください。」
80:14 「万軍の主よ。どうか、帰って来てください天から目を注ぎ、よく見てください。そして、このぶどうの木を育ててください。」
84:9 「(神、われらの盾よ)、あなたに油そそがれた者の顔に目を注いでください。」 Behold, O God our shield, and look <05027> upon the face of thine anointed.
94:9  「…目を造られた方が、ご覧にならないだろうか。」
102:19「主はその聖なるいと高き所から見おろし、天から地の上に目を注がれました。」
104:32  「主が地に目を注がれると、地は震え、山々に触れられると、山々は煙を上げます。」
119:6 「私はあなたのすべての仰せを見ても(have respect unto all thy commandments)、恥じることがないでしょう。」
119:15
「私は、あなたの戒めに思いを潜め、あなたの道に私の目を留めます。(have respect unto thy ways)」
119:18 
「私の目を開いてください。私が、あなたのみおしえのうちにある奇しいことに目を留めるようにしてください。」
 
 
◆詩篇33篇と関連の深そうな詩篇
 
84篇「なんと幸いなことでしょう」×3回。「私の心も…生ける神に喜びの歌を歌います。」「」×3回。「」×2回。「主は恵みと栄光を授け、正しく歩く者たちに、良いものを拒まれません。
 
94篇国々を戒める方」「主は、人の思い計ることがいかにむなしいかを知っておられる。主よ。なんと幸いなことでしょう。…まことに、主は、ご自分の民を見放さずご自分のものである民を、お見捨てになりませんさばきは再び義に戻り、心の直ぐな人はみな、これに従うでしょう。」「主は、わがとりで…わが避け所の岩となられました。」
 
102編「あなたはとこしえに御座に着き、あなたの御名は代々に及びます。…あなたは立ち上がり、シオンをおわれんでくださいます。今やいつくしみの時です。…こうして、国々は主の御名を恐れ、地のすべての王はあなたの栄光を恐れましょう。」「新しく造られる民が主を賛美しますように。
 
104篇「主よ。あなたのみわざはなんと多いことでしょう。あなたは、それらをみな、知恵を持って造っておられます。地はあなたの造られらたもので満ちています。…大きく、広く広がるがあり…彼らはみな、あなたを待ち望んでいます。…あなたがお与えになると、彼らは集め、あなたが御手を開かれると、彼らは良いもので満ち足ります。あなたが御霊を送られると、彼らは造られます。また、あなたは地の面を新しくされます。主の栄光が、とこしえにありますように。主がそのみわざ喜ばれますように。…私は生きているかぎり、主に歌い、いのちあるかぎり、私の神にほめ歌を歌いましょう。私の心の思いが神のみこころにかないますように。私自身は、主を喜びましょう。…わがたましいよ。主をほめたたえよ。ハレルヤ。
 
119篇 幸いなことよ。」「あなたの義のさばきを学ぶとき、私は直ぐな心であなたに感謝します。私は、あなたのおきてを守ります。どうか私を、見捨てないでください。」
 
 
◆その他:イザヤより
 
イザヤ5章
5:7「まことに、万軍の主のぶどう畑はイスラエルの家。…主は公正を待ち望まれたのに、見よ、流血。正義を待ち望まれたのに、見よ、泣き叫び。」   
5:11-17「ああ。朝早くから…夜をふかして、ぶどう酒をあおっている者たち。彼らの酒宴には、立琴と十弦の琴、タンバリンと笛とぶどう酒がある。彼らは、主のみわざを見向きもせず、御手のなされたことを見もしない。それゆえ、わが民は無知のために捕らえ移される。…しかし、万軍の主はさばきによって高くなり、聖なる神は正義によって、みずから聖なることを示される。」
5:21-25「ああ。酒を飲むことでの勇士、強い酒を混ぜ合わせることにかけての豪の者。…彼らが万軍の主のみおしえをないがしろにし、イスラエルの聖なる方のみことばを侮ったからだ。このゆえに、主の怒りが、その民に向かって燃え、これに御手を伸ばして打った。山々は震え、彼らのしかばねは、ちまたで、あくたのようになった。それでも、御怒りは去らず、なおも、御手は伸ばされている。」
5:26「主が遠く離れた国に旗を揚げ、地の果てから来るように合図されると、見よ、それは急いで、すみやかに来る。」
 
イザヤ51章
51:3「まことに主はシオンを慰め、…その荒野をエデンのようにし、そのさばくを主の園のようにする。そこには楽しみと喜び、感謝と歌声がある。」
51:4-8、救いはどこから来るのかについて。「おしえはわたしから出、わたしはわたしの公義を定め、…わたしの義は近い、わたしの救いはすでに出ている。わたしの腕は国々の民をさばく。島々はわたしを待ち望み、わたしの腕に拠り頼む。目を天に上げよ。また地の下を見よ。天は煙のように散りうせ、地も衣のように古びて、その上に住む者は、ぶよのように死ぬ。しかし、わたしの救いはとこしえに続き、わたしの義はくじけないからだ。…しかし、わたしの義はとこしえに続き、わたしの救いは代々にわたるからだ。
 
イザヤ63章
63:1「正義を語り、救うに力強い者、それがわたしだ。」
63:5「そこで、わたしの腕で救いをもたらし、わたしの憤りを、わたしのささえとした。」
63:7「私は、主の恵みと、主の奇しいみわざをほめ歌おう。主が私たちに報いてくださった。すべての事について、そのあわれみと、豊かな恵みによって報いてくださったイスラエルの家への豊かないつくしみについて。」
63:8-10、主の仰せ:わたしの民。「主は彼らの救い主になられた。彼らが苦しむとき、主も苦しみ、ご自身の使いが彼らを救った。その愛とあわれみによって主は彼らを贖い、昔からずっと…。しかし、彼らは逆らい、聖なる御霊を痛ませたので、主は彼らの敵となり、みずから彼らと戦われた。」
63:11-14、出エジプト、主の輝かしい御腕」の救い
63:15「どうか、天から見下ろし、聖なる輝かしい御住まいからご覧ください。…主よ、あなたは、私たちの父です。あなたの御名は、とこしえから私たちの贖い主です。…あなたのゆずりの地の部族のために、どうかお帰りください。
 
イザヤ66章
66:1-2「はわたしの王座地はわたしの足台。…これらすべては、わたしの手が造ったもの、…わたしのものだ。――主の御告げ。――わたしが目を留める者は、へりくだって心砕かれ、わたしのことばにおののく者だ
66:18「『わたしは、彼らのわざを、思い計りとを知っている。わたしは、すべての国々と種族とを集めに来る。彼らは来て、わたしの栄光を見る。」
66:22-23「わたしの造る新しい天と新しい地が、わたしの前にいつまでも続くように、――主の御告げ。――あなたがたの子孫と、あなたがたの名もいつまでも続く。毎月の新月の祭りに、毎週の安息日に、すべての人が、わたしの前に礼拝に来る。』と主は仰せられる。」