Subject: 詩篇94篇のまとめ(ケイヤ) |
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Date: 2002/07/12 13:21 |
To: <saiwainet@egroups.co.jp> |
こんにちは、+Keiya Kannoです。 1)復讐という言葉に対する語感 この詩篇を読むと「復讐」という言葉が目立つ。それは「復讐」という言葉について の考え方がまちがってるからである。 私たちが「復讐」という言葉を聞いて、考えるのは決められていることを越えてまで しても、ねたみを持って殺そうとすることである。 しかし、聖書を読むと、この詩篇にも書いてあるように義しいさばきが行なわれてい ない、義人の血が流されている時に(21節)、復讐法によって「血を流す者には血を 流す」のである。 敵の攻撃を見るなら復讐してくださいと願うのは当然である。もし目の前で自分の子 供たちが殺されるのを見たなら、「報いてくだい」と願うのではなく、「復讐してく ださい!」と願うのである。 2)歴史の中の復讐 復讐を聖書の歴史の中で見ていきましょう。 最初に復讐のテーマがでてくるのは創世記3:15である。ここでアダムとエバは罪を犯 してしまったが、神は契約を結んでくださり、女の子孫がサタンの頭を踏み砕くとい うことが書いてあります。それは復讐のテーマであり、救いである。 神は聖書の歴史の中でいろいろな最終的な復讐を表す復讐をなしてくださったが、本 当の復讐がなされると私たち罪人も滅びてしまうので、キリストは十字架によって私 たちへの復讐を受けてくださった。キリストは私たちのために怒りの杯を飲んでくだ さいました。 そしてAD70年の時に完全な復讐がなされた。この時に義しいさばきを行なう、王であ るキリストが王となったということが証しされた。 最後の日に完全なさばきがなされる。悪者は地獄へ行って、復讐を受け、義人は御国 に行くのである。 -------------------------------- +Keiya@Kanno Family E-mail: keiya@kanno.com --------------------------------