Subject:
詩篇95篇のまとめ(ケイヤ)
From:
Date:
2002/07/19 13:32
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは、+Keiya Kannoです。

詩篇95篇のまとめをしますが、特に「聞く」についてまとめます。

この詩篇は1-5と6-11の大きく2つに分かれます。

この2つの箇所は1-2と6の賛美の招きから始まる。それで理由がある。

その理由は前半は神が被造物の創造主であるということである。
後半は6節に書いてあるように神が民を造られたということである。

構造を考えた時に、つながっていないと思った箇所は「礼拝しましょう。神は被造物
を創造されたから」という1-7(その御手の羊であるまで)が8-11の「先祖たちは命
令を聞かなかった」という話である。

しかし、1-5と6-11と分けて考えて、創造を通して見ると分かる。

神は創造した時に「言葉」で造った。被造物を造る時に神が声を発せられたらすぐに
できる。

しかし、民、人を造る時は神が話すと民は「聞いて」それを実行する。

7節に「私たちはその御手の羊である」とある。その御手とは神の手を指している。
そうすると神が私たちの羊飼いで、私たちはその羊である。実際に羊は羊飼いの声を
聞いてそれに従う。他の人が同じことを言っても聞かない。

実際に声を聞いた人はサムエルなどである。サムエルは寝てても呼ばれたら「はい!
ここにおります」と言った。

神の声に聞き従うことこそ神は喜んでくださる(ホセア書6:6、アモス書5:4)。私た
ちの賛美などを聞いてすごいとは思っていない。

この神が話してくださるとは安息に入るための言葉である。それはつまりカナンに入
る前に与えられた律法である。先祖たちは守らなかったので入れなかった。

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