Subject:
詩篇33篇と「古い歌」
From:
Date:
2001/04/27 9:38
To:
"saiwainet" <saiwainet@egroups.co.jp>

+松田@カンノ・カンパニーです。

「新しい歌」がクローズアップされていますが、
モーセの時代の「新しい歌」のことを書きます。

詩篇33篇に出てくる単語のうち次のものは、
出エジプト記15章と共通していました。

・水がせきのように立つ
・(主の仰せにより)堅く立つ
・深い水
・軍勢
・軍馬

松田は出エジプト記15章のモーセの歌の概略をみました。
中心は「敵の高ぶり」となってしまいましたが、テーマは
「約束を成し遂げる神=契約の主」でしょうか。

十分な時間がなかったので、とりあえず途中まで。

■15章の前のできごと
15章に先立つ出エジプト記14:10-19では、
民の恐怖(14:10-12)
モーセの反論(14:13)
主の約束(14:15-18)
主の約束の成就とパロの軍勢の消滅(14:19-30)
イスラエルの恐れ(14:31)

■出エジプト記15:1b-18(モーセの歌)概略
A 主の勝利を歌う(1b)

      a 主は敵を海に投げ込む(1c)
  B    b 私は主をあがめる(2-3)
      a' 主は敵を海に投げ込む(4)

         a 水が敵を包む・敵が深みに下る(5)
    C      b 主の右手の力・主の怒り(6-7)
         a' 大いなる水(8)
              
      X 敵の高ぶり(9)
       
         a海が敵を包む(10)
    C'     b 主は第一の力ある者(11)
         a' 地が敵をのみこむ(12)

      a 主は民を導き伴う(13)
  B'    b 国々の民は震えおののく(14-16)
      a' 主は民を住まわせ伴う(17)
         
A' 主は王(18)