Subject: 詩篇99篇 聖さと区別(ケイヤ) |
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Date: 2002/08/28 13:27 |
To: <saiwainet@egroups.co.jp> |
こんにちは、+Keiya Kannoです。 3,5,9節の「聖である」という言葉はStrong's Numberで<06918>でした。その言葉は <06942>という言葉の派生語で、このもともとの意味は「区別する」という意味でし た。日本語でそれを表すと「聖別」という言葉になる。 今日の詩篇研究ではその2つの言葉を聖書の中から探して最初にでてきた箇所を見て 研究しました。 そうしたら「聖い」という言葉は一番最初に創世記2:3で使われていた。ここで神は 安息日を聖であるとされた。それは創造が完成したからである。神は創造する時に光 とやみを区別したり、地と海を分けた。それで完成した時に聖いと言われたのであ る。 <06918>を探すと最初の箇所は出エジプト記19:6です。ここで神は十戒を与える前に ご自分の宝の民、祭司の民を聖めるように命令する。民が神の宝、聖なるものになる ためには「神の言葉に聞き従う」という条件が与えられた。そしてモーセがシナイ山 に登ろうとした時、山の上に雲があり、モーセは神の足台のもとにひれふした。そう したら神は雲から語られた。 この箇所にも聖別するというテーマがでてくる。まず聖なる民、聖徒とは他のものと 別にされているということである。またモーセは山の周りに境を置いた。それは聖い 地と他の地を区別するためであった。 このように区別することは聖いとつながっているので、その言葉を探しました。 創世記1:4の「区別」<0914>で探しました。 ●創世記1章 この箇所では5回使われている。最初は光とやみを区別し、次に上の水と下の水を区 別し、また上の光るものに昼と夜、光とやみを区別させた。 ●出エジプト記26章 この箇所で神の住まいである幕屋を造っている。そして33節で垂れ幕の話がでてい る。垂れ幕は聖所と至聖所を区別するものであって、聖い場所と最も聖い場所を区別 している。 ●レビ記10章 ここでアロンの息子たちが罪を犯し、殺された。そのあと10節のアロンへの命令の中 で義しく聖さと汚れを区別するように命令している。 -------------------------------- +Keiya@Kanno Family E-mail: keiya@kanno.com --------------------------------