Subject: 100篇 「主は慈しみ深い」 |
From: "近野聡子" <konnosatoko@nifty.com> |
Date: 2002/09/03 21:06 |
To: "さいわいネット" <saiwainet@egroups.co.jp> |
聡子です、100篇5節「主は慈しみ深い」について調べました。 ここの箇所のへブル語直訳は「主は良い」です。 オンラインバイブルで"Lord is good "と"He is good"で捜しました。 詩34:8「主の素晴らしさ(good)を味わい、これを見つめよ。幸いなことよ。彼 に身を避ける人は」 これは、ダビデがアビメレクの前で気違いを装い、追われて去った時の歌で、4節に 「私が求めると、主は答えて下さった。私を全ての恐怖から救い出して下さった。」 とあります。 詩135:3「ハレルヤ。主はまことに慈しみ深い(good)。主の御名にほめ歌を歌 え。その御名はいかにも麗しい」 これは、ダビデの都上りの歌です。2節に「主の家で仕え、私達の神の家の大庭で仕 える者よ。」とあり、4節に「まことに、主はを選び、ご自分のものとされ、イスラ エルを選び、ご自分の宝とされた。」とあります。 詩145:9「主は全てのものに慈しみ深く、その憐れみは、造られたもの全ての上 にあります。」 これはダビデの賛歌で、1節の「私の神王よ。私はあなたをあがめます。あなたの御 名を世々限りなくほめたたえます。」という言葉で始まります。9節は8節の「主は情 け深く、憐れみ深く、怒るのに遅く、恵みに富んでおられます。」という言葉からの 続きで す。 エレミヤ33:11 楽しみの声と喜びの声、花婿と花嫁の声、『万軍の主に感謝せ よ。主は慈しみ深く、その恵み はとこしえまで。』と言って、主の宮に感謝のいけ にえを携えて来る人たちの声が再び聞こえる。それは、私がこの国の捕らわれ人を帰 らせ、 初めのようにするからである。」と主は仰せられる。 エレミヤ書31:11~34、32:36~41にかけて、主が民と結ぶ新しい契 約、「罪と罰」の契約ではなく、「愛と贖い」の契約について書かれています。 Ⅰ歴代16:34「主に感謝せよ。主はまことに 慈しみ深い。その恵みはとこしえまで。」 この16章は、ダビデが契約の箱を天幕の中に運ばせ、アサフたちの楽奏にあわせて賛 美するところです。 Ⅱ歴代5:13 ラッパを吹き鳴らす者、歌うたいたちが、まるで一人であるかのよ うに一致して歌声を響かせ、主を賛美し、ほめたたえた。そして、 ラッパとシンバルと様々な楽器を奏でて声をあげ、「主はまことに 慈しみ深い。その恵みはとこしえまで。」と主に向かって賛美した。 その時主の宮は雲で満ちた。 Ⅱ歴代7:3 イスラエル人は皆、火が下り、主の栄光がこの宮の上に現れたのを見 て、膝を屈めて顔を地面の敷石につけ、伏し拝んで、「主はまことに慈しみ深い。 その恵みはとこしえまで。」と主をほめたたえた。 Ⅱ歴代誌2章から、ソロモンは自分のための宮殿と、主のための神殿を造り始めま す。5章は主の宮が完成し、契約の箱を運び入れた時の賛美の歌です。 6.7章はソロモンが神への祈りを終え、神がその祈りに答えて下さった時のことで す。 《まとめ》 歴史の始めに、神さまが御造りになった最初の「神殿」「聖所」はエデンの園です。 そして、その園の中心に神さまは「命の木」と「善悪の知識の木(the tree of knowledge of good and evil )」を植えられました。(詩篇100のキーワード” goodー良い”と、”knowー知れ”) しかし、創3:16~17で神さまは「あなたは園のどの木からでも思いのまま食べ てよい。しかし、善悪の知識の木からは取ってたべてはならない。それを食べる時、 あなたは必ず死ぬ。」と人に命令されました。 神さまの命令を守ることが、実は、善と悪を知る知識であり、「園のどの木ー命の木 を含むーからでも食べても良い。」という命令は、神さまの御言葉に従えば、後には 永遠の命も与えられるという約束でした。 以上です、終わり。