Subject:
詩篇101篇 私は正しいについて
From:
"Miwaza Kanno" <miwazaML@kanno.com>
Date:
2002/09/10 13:00
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

みーちゃんです。

質問の中に「私は正しい」ということについての質問があったので「私は正しい」と
いうのを詩篇の中で見てみました。

■詩篇7:8

・詩篇101篇でダビデは王として、善と悪をさばいています。その中で、自分を1
01篇の前半(2-5節)で善の側に立つものとし、後半(6-8節)で全き者を善
とし、高ぶる者、不法な者、悪者を悪としています。
・7篇で詩人は神に審きを求めています。
・また、7:9では101:7(偽り者は固く立つ事が出来ない)とは反対に「神さ
まが正しい者を固く立ててくださる」と書いてあります。
・7篇全体は敵を滅ぼしてくださいという祈りです。

■詩篇26:1

・ここでは、詩人が自分は誠実なので神に試してくださいといっている。101篇で
は、直接神に救ってくださいということなどは言っていなかった。しかし、この詩篇
では詩人が悪を憎んでいるので神さまにその悪を滅ぼしてくださいと言っている。
・101篇では家の中を正しい心で歩くと言っているが、26篇では、手を洗って清くし
てから祭壇の周りを歩くと言っている。

■詩篇41:12

・この詩篇では詩人が自分を誠実を尽くしていると言っている。
・しかし、101篇とは真反対なことに4節でははっきりと「私はあなたに罪を犯した」
と言っている。
・41:12では「神の御前に私を固く立たせてください」と言っている。これは、
101:7で「偽り者は私の目の前に立つことが出来ない」と言っているのと、とて
も似ています。
・41篇に出てくる悪者は本当の悪者もいるが前に友人だったものや共にパンを食べた
ものなど親しかった者も悪者になって出てくる。

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 Miwaza Kanno
  miwaza@kanno.com
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 God bless you!(^^)/~~~
 !かにかに!かにかに!y(^^)y
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