Subject: 詩篇101篇 自分は正しいと言っている詩篇(ケイヤ) |
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Date: 2002/09/10 15:15 |
To: <saiwainet@egroups.co.jp> |
こんにちは、+Keiya Kannoです。 この詩篇を読むと「自分は全き道を歩んでいる」や、「悪から離れている」などの言 い方が目立つ。しかし、私たちの感覚が鈍いので、このような言い方を読むと詩人が 傲慢に見えてしまう。 これを言っても理由は、「自分は正しいという時に義と認められるということは一緒 ではない」ということである。またこれを言っている人は王である。自分が個人的に 正しいとは言っていない。王がさばく時に「私はこのような判決をくだすが、それが 義しいかどうかは分からない」と言ったら、誰も王に従おうとはしない。だからこの ような言い方をしてもおかしくないのである。 それで「自分は正しい」というテーマがある詩篇を探して比べました。 詩篇全部を見た結果、思っていたよりも数が少なく、明らかにそのようなテーマがあ るのは59篇だけだった。だからこんなに自分が正しいということを一つの詩篇で言っ ていることは珍しい。 ●59篇 3-4にこのテーマはある。ここで詩人は神に敵からの救いを求めるが、理由は私は罪 を犯していないということである。敵は殺そうと待ち伏せ、嘲り、笑って攻撃してい る。そこからの救いは神が王となってくださることによってである。そしてこの詩篇 では「恵み」という言葉が3回も繰り返されている。 -------------------------------- +Keiya@Kanno Family E-mail: keiya@kanno.com May God bless you! --------------------------------