Subject:
詩篇101篇 金曜日の聖書研究ノート(ケイヤ)
From:
Date:
2002/09/13 11:25
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは、+Keiya Kannoです。

金曜日の聖書研究をまとめました。

この詩篇を読んだ時にあった問いの中に「[いつ、あなたは私のところに来てくださ
いますか]という言い方が分からない、2節のAとCは並行しているのに真中にこれが
あると飛び出している」というものがあった。

この箇所を理解するための1つの鍵は「来る」という言葉にはさばきに来るという意
味も含まれているということである。

この箇所は全体構造の中で対比されている箇所がある。それは6節の真中で、全き者
たちはともに住むという箇所である。

前半では神が王である詩人に来てくださるのに対して、後半では民が王とともに住ん
でいる。(図1参照)

まわりを見たら前半と後半のAの箇所はabcの3つに分かれていて対比されていること
が分かる。

aが目を留める、心に留める。
bが神が来て、全き者と住む。
cが全き道を歩む。

このように前半は神と王の関係、後半は王と民の関係である。そしてそれらは恵みと
さばきの関係である。

最終的にこの詩篇は

「王が恵みとさばきを執り行うことにより、神をを賛美し、主の都、主の民を建てる
ことになる」

という言い方ができる。

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