Subject:
詩篇101篇 2節について
From:
Date:
2002/09/13 11:30
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

みーちゃんです。

101篇の質問の中に「2節の真中の文書(※1)はなぜいきなりそこに出てくるの
か」というのがありました。今日はその質問についてまとめました。

■詩篇101:1

私は全き道に心を留めます。
いつ、あなたは私のところに来てくださいますか(※1)。
私は、正しい心で、自分の家の中を歩みます。

■この質問に答えるための問い:

それは「その文書(※1)と平行しているのはどこか?」です。なぜなら【詩篇10
1篇 全体構造のまとめ】というメールで言ったように。101篇には前半(2-5
節)と後半(6-8節)があり、その中はそれぞれ平行しているからです。

■「その文書(※1)と平行しているのはどこか?」の答え:

2節と6節は平行しています。その中に「いつ、あなたは私のところに来てください
ますか」と平行しているところがあります。それは、6節の「彼らが私とともに住む
とために」です。なぜなら「私と共に住む」というのは2節に出てくる主のように
「私の家」に来るからです。

■6節の「私とともに住む」はなぜ「私の家」と同じなのか?

それは7節の最初の文章を見れば6節の「住む」が2節のと同じ家を指していること
がわかる。

■2節の真中の文書(※1)はなぜいきなりそこに出てくる理由:

この文章があることによって101篇の王のさばきは成り立っているといえる。なぜ
なら、王は神なしではさばけないからだ。そのため、6節に王に仕えている者たち
が、神に仕えている者たちでもあることがわかる。101篇にでてくる王はただたん
に「善←→悪」とさばいているのではないのだ。

■2節を学んだあとにできる100文字文:

「王が恵みとさばきを執り行うことにより、YHWHを賛美し、主の都を建てることにな
る。」である。この100文字文は「101篇の1節の賛美の話の意味は」という質
問の答えにもなり、1節の説明としても用いることができる。

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 Miwaza Kanno
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 !かにかに!かにかに!y(^^)y
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