Subject: 詩篇103篇 |
From: "Saito@COSMOS" <cosmos@ca2.so-net.ne.jp> |
Date: 2002/09/25 2:50 |
To: +さいわいネット <saiwainet@egroups.co.jp> |
さいとうパパです。
詩篇103篇について書きます。
■構造
A. 1-5 主を褒め称えよ。
A1. 1 我が魂、私の内にあるすべてのものよ。主を褒め称えよ。
A2. 2 主の良くしてくださったことを忘れるな。
A3. 3-5 6つの主の良くしてくださったこと。
B. 6-12 主はイスラエルを慈しみ、義を行う。
B1. 6-8 主はイスラエルに御心を教えられた。
B2. 9-10 主は怒りを静めてくださる。
B3. 11-12 主は主を畏れる者に対し、恵み豊かであられる。
B. 13-18 主は主を畏れる者を慈しみ、義を行う。
B1. 13-14 主は主を畏れる者を心に留めてくださる。
B2. 15-16 しかし人は捨てられ、忘れられる。
B3. 17-18 主は主を畏れる者、その子たちにも恵み豊かであられる。
A. 19-22 主を褒め称えよ。
A3. 19 主が天の王座に座し、すべ治めておられる。
A2. 20-21 主の軍勢よ。主を褒め称えよ。
A1. 22 我が魂、全被造物よ。主を褒め称えよ。
■概略
主を褒め称えよ。主は慈しみ深く、恵み深い。
主はイスラエルに御心を教え、裁きを行い、命を与えられた。
そして主は天の王座に座し、子らを御国の相続人としてくださる。
■考察
1.7つのリスト(繰り返し)
(1)褒め称えよ (主:1, 2, 20, 21, 22x2、聖なる御名:1)
(2)すべて (1, 3x2, 6, 19, 21, 22)
(3)主の良くしてくださったこと
3 すべての咎を許す
3 すべての病をいやす
4 命を穴からあがなう
4 恵みと哀れみの冠をかぶせる
5 一生を良いもので満たされる
5 若さは新しくなる
19 主が天に王座を堅く立て、王国をすべ治める
2節の言う、主の良くしてくださったことには
直接的には入らないかもしれないが、
創造の7日目(安息日)のように、
完成、栄光、支配を表すものではないか?
(4)主を褒め称える者
20 御使いたち
20 (御言葉を行い)
20 力ある勇士たち
21 すべての軍勢
21 (神に仕え)
21 神の御心を行う者たち
22 すべて造られたものたち
+ 我が魂、私の内蔵
2.ほかの詩篇
145篇は、ほとんど同じだけどちょっと違う
86篇は、賛美ではなく訴えである。
86篇の答えに対する賛美が103篇になるのだろうか。
103篇も王の詩篇みたいだけど。。。