Subject:
詩篇105篇 第1歴代誌16章(ケイヤ)
From:
Date:
2002/10/11 12:34
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは、+Kanno Keiyaです。

第1歴代誌16章について研究しました。

●概略

サウルが死んでダビデが王となり、一段落したあとに13章で契約の箱をダビデの町に
持ってくることを提案する。しかし、運び方を間違え、神が怒ったので、3ヶ月後に
レビ族たちを連れて来て、正しいやり方で運び込む。その時にダビデとアサフたちレ
ビ族は神を賛美する。その内容が16章に書いてあるのである。

●書かれた時代

たぶん詩篇のほうがあとである。105篇は最初のところがあって、そこに詩人が歴史
の中でどのように神はその契約を果たしてくださったのかを加えた。

●歌の構造

この歌は3つの詩篇の部分から成り立っている。

8-22は105:1-15である。
23-33は96篇そのものである。
34-36は34節が106:1で、35,36節が106:47,48である。それでこの箇所には106篇の最
初と最後がある。

●3つの部分のつながり

まず神は契約をとこしえに守ってくださるということをアブラハムの契約を通して思
い出す。96篇は新しい歌であるので、契約の箱が戻って来る、新しい時代が始まる時
に歌うに相応しい。そして最後にもしも民がまた行ってしまったら救ってくださいと
願って終わる。

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E-mail: keiya@kanno.com
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