詩篇35篇の構造(カンノパパ説)
A:1-3
主が戦い、私を救う
1a 争いたまえ 主よ 私と争う者たちと
1b 戦いたまえ 私と戦う者たちと
2a
盾と大盾とを取りたまえ
2b そして立ちあがりたまえ 私を助けるために
3a そして槍を抜きたまえ そして閉じ込めたまえ
私を追う者たちに向かって
3b 言いたまえ 私の魂に 「私こそ おまえの救い」と
B:4 敵が恥を見るように
4a 恥をかくように また はずかしめられるように
私の魂を求める者たちが
4b 彼らが後ろにしりぞくように また はずかしめられるように
C:5-8 主の使いがさばき、敵が穴に陥り滅びるように
5a
私のわざわいを考える者たちが 風の前のもみがらのようになるように
5b そして 主の天使が 押しやるように
6a
彼らの道が やみ また すべりやすいところであるように
6b そして 主の天使が 彼らを追うように
7a
キー 理由なく 彼らは私のために 落とし穴に網を隠した
7b 理由なく 彼らは 私の魂に対して 深く掘った
8a
彼が知らない滅びが 彼に来るように
8b そして彼が隠した網が 彼をとらえるように
彼が滅びの中に落ちるように
D:9-10
救いを喜ぶ
9 そして私の魂は喜びおどる 主にあって 彼の救いを喜び楽しむ
10a
すべての私の骨は言う 主よ 誰があなたのように
10b 貧しい人を 強い者から 救い出す方だろうか
10c
貧しい人と極貧の人を 強奪する者から
E:11-12
敵の口撃(いつわりの口の攻撃)
11a 暴虐の証人たちは 立ち上がる
11b
私が知らないことを 彼らは私にたずねる
12a 彼らは私に 善い事のかわりに 悪事をむくいる
12b
私の魂を 子を失ったかのようにさせる
F:13-14
悩み衰え
13a しかし私は 彼らが病んだとき 私の衣を 粗布にした
13b
私は 断食で 私の魂を苦しめた
13c そして私の祈りは 私のふところの上に 帰ってくる
14a
私の親友のように 兄弟のように 私は歩き回った
14b
母が くもらせる 喪に服するように 私はうなだれた
E:15-16
敵の口撃(あざけりの口の攻撃)
15a
そして私がびっこを引くとき 彼らは喜ぶ そして彼らは集まる
15b 私に対して打つ者たちは 集まった しかし私は知らない
15c
彼らは裂いた そして黙っていなかった
16a 不敬な言葉で 菓子を 嘲笑する者たちは
16b
私に対して 歯ぎしりする
D:17-18
救いを賛美
17a わが主よ どのくらい あなたは見る
17b
返したまえ 私の魂を 彼らの破滅から
17c 若い獅子たちから 私の唯一のものを
18a
私はあなたに感謝する 大きな会衆の中で
18b 強大な民の中で 私はあなたを賛美する
C:19-25 わが神が義のさばきをなし、敵を喜ばせないように
19a
私の敵どもが 偽りをもって 私について喜ばないように
19b 私を憎む者たちが 理由なく 片目をつむる
20a
キー 彼らは平安を語らない
20b そして 地のおだやかな人たちに対して
20c あざむきの言葉を 彼らは考える
21a
そして彼らは 私に対して 彼らの口を 広げる
21b 彼らは あはー あはー 我らの目は見た と言う
22a
あなたは見る 主よ おしになりたもうな
22b わが主よ 私から 遠ざかりたもうな
23a
めざめたまえ そして奮起したまえ わが裁きのために
23b わが神 また わが主よ 私の争いのために
24a
私を裁きたまえ あなたの義に従って 主よ わが神
24b また彼らが 私について 喜ばないように
25a
彼らが心の中で あはー 我らの魂は と言わないように
25b
彼らが 我らは彼をのみこんだ と言わないように
B:26
敵が恥を見るように
26a 恥をかくように はずかしめられるように 私の災難を喜ぶ者たちが
26b
彼らが着るように 恥とはずかしめを
26c 私に向かって大きなことを言う者たちが
A:27-28 義の裁きを喜ぶ
27a
歓喜するように また喜ぶように 私の義を愛する者たちが
27b そして彼らが常に言うように 「主が大きくなるように」
27c
「彼のしもべの平安を 愛する方」
28a そして私の舌が あなたの義を 口ずさむように
28b 一日中 あなたの賛美を
■全体は、3つに分けられ、それぞれがABA構造
1)いつわるものが恥を見る
A:1-3 主が戦い、私を救う
B:4
敵が恥を見るように
:5-8 主の使いがさばき、敵が穴に陥り滅びるように
A:9-10 救いを喜ぶ
2)敵の口撃に悩み衰えている
E:11-12
敵の口撃(いつわりの口の攻撃)
F:13-14 悩み衰え
E:15-16 敵の口撃(あざけりの口の攻撃)
3)あざけるものが恥を見る
A:17-18 救いを賛美
B:19-25
わが神が義のさばきをなし、敵を喜ばせないように
:26 敵が恥を見るように
A:27-28 義の裁きを喜ぶ
■前半5-8と後半19-25のさばきの箇所が、ABAだが、さばきと罪状の順番がさかさま
「さばき-いつわり-さばき」
A:さばき
5a
私のわざわいを考える者たちが 風の前のもみがらのようになるように
5b そして 主の天使が 押しやるように
6a
彼らの道が やみ また すべりやすいところであるように
6b そして 主の天使が 彼らを追うように
B:罪状:いつわり
7a キー 理由なく 彼らは私のために 落とし穴に網を隠した
7b
理由なく 彼らは 私の魂に対して 深く掘った
A:さばき
8a 彼が知らない滅びが 彼に来るように
8b そして彼が隠した網が 彼をとらえるように
彼が滅びの中に落ちるように
「あざけり-さばき-あざけり」
A:罪状:あざけり:喜ばせないでください
19a 私の敵どもが 偽りをもって 私について喜ばないように
19b
私を憎む者たちが 理由なく 片目をつむる
20a キー 彼らは平安を語らない
20b そして 地のおだやかな人たちに対して
20c
あざむきの言葉を 彼らは考える
21a そして彼らは 私に対して 彼らの口を 広げる
21b
彼らは あはー あはー 我らの目は見た と言う
B:さばき
22a
あなたは見る 主よ おしになりたもうな
22b わが主よ 私から 遠ざかりたもうな
23a
めざめたまえ そして奮起したまえ わが裁きのために
23b わが神 また わが主よ 私の争いのために
A:罪状:あざけり:喜ばせないでください
24a
私を裁きたまえ あなたの義に従って 主よ わが神
24b また彼らが 私について 喜ばないように
25a
彼らが心の中で あはー 我らの魂は と言わないように
25b 彼らが 我らは彼をのみこんだ と言わないように
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