Subject:
詩篇107篇 まとめ
From:
"Miwaza Kanno" <miwaza@kanno.com>
Date:
2002/10/23 12:22
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

みーちゃんです。

107篇の構造の大きく分けたところについてまとめました。

■対比しているところ:

今日の家庭礼拝でのくーちゃんの説明の中で言われていたように、107篇にはいろ
いろな繰り返しが出てきます。そのため、構造もテーマによってキアスマスになって
いるようです。A1-9とB10-22(17-22)とB23-32とA33-43で
す。Aは神様が荒地から救い住むべき町へ連れて行ってくださり、それを喜び賛美す
るということ。Bは異邦人の中から救ってくださるということです。具体的に言う
と、A10-22は異邦人のかせから救われること、B23-32は海におぼれている
ところをすくわれるということです。なぜなら、海は異邦人の象徴だからです。10
-22から連想するストーリーはヨセフの話や、出エジプトの話、バビロン捕囚の話
です。また、23-32から連想するのは、まずヨナの話、そして嵐の話を見るとキ
リストと弟子たちの話を連想します。1-9と33-43の対比はくーちゃんの送っ
たホワイトボードを見てください。

■1節の言い方について:

この言い方は105篇、106篇と続けて引用されてきた1歴代誌16章に出てくる
言葉です16章では契約の箱が入ってくるところでこれを民がみな言うように命じら
れています。このように105篇から107篇までがいろいろなことで、1歴代誌1
6章に引用されているのです。

■飢えと渇きについて:

1-9や33-43では「飢え渇き」という言葉も目立っています。サタンやその手
下たちは、私達が飢え渇いているところを襲ってくるのです。それはほんとうです。
キリストへの悪魔の試みの話を見るとわかります、旧約聖書の中ではモーセが山の上
で40日40夜断食時のことを見るとわかります。だから私達も空腹なときは気をつ
けなければいけません。

■私達は107篇のからどのような神様を学ぶのか?:

私達は、よく詩篇研究のはじめる前などに、「~篇から神様はどのようなお方かをま
なべますように。」と祈りますが、さて、私達は107篇からそのような神様を学ん
だのでしょう。私達は「苦しみの叫びから喜びの叫びへ下さる神様」であることを学
んだのです。

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 Miwaza Kanno
  miwaza@kanno.com
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 God bless you!(^^)/~~~
 !かにかに!かにかに!y(^^)y
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