「恥」＜0954＞について
１）創世記より
創世記2:25、アダムとエバは裸だったが、恥ずかしくなかった。罪を犯した後、皮の衣で罪を覆われなければならなかった。→犠牲制度、義認
連想⇒Ps32:1幸いなことよ。そのそむきを赦され、罪を覆われた人は。幸いなことよ。主が、咎をお認めにならない人、心に欺きのないその人は。
２）詩篇より
Psalms
6:10、 敵は恥を見、恐れおののくように。敵は退き、恥を見るように。またたくまに。
Psalms 14:6
敵：悩む者のはかりごとをはずかしめようとする。しかし、主が彼の避け所である。
Psalms 22:5
私達の先祖は主を信頼し、主は助け出し、彼らは恥を見なかった。
Psalms 25:2
主に信頼するので、私が恥を見ないようにして。敵が私に勝ち誇らないようにして。
Psalms 25:3
主を待ち望む者は恥を見ない。ゆえもなく裏切る者は恥を見る。
Psalms 25:20
私のたましいを守り、救い出して。私が恥を見ないようにして。私は主に身を避けている。
Psalms 31:1
私は主に身を避けている。私が恥を見ないようにして。主の義によって、私を救って。
Psalms 31:17
私が恥を見ないようにして。わたしはあなたを呼び求めているから。悪者をはずかしめて。彼らをよみで静まらせて。
Psalms 35:4
敵：私のいのちを求める、私の災いを図る。敵が恥を見、卑しめられるように。敵が退き、はずかしめを受けるように。
Psalms
35:26 敵：私の災いを楽しむ、私に向かって高ぶる。
Psalms
37:19 全き人はわざわいのときにも恥を見ず、ききんのときにも満ち足りる。
Psalms 40:14
敵：私のいのちを求め、滅ぼそうとする、私の災いを喜ぶ。敵が恥を見、はずかしめを受けるように。敵が退き、卑しめられるように。
Psalms
44:7 敵：私を憎む。主は、敵から私達を救い、敵をはずかしめた。
Psalms 53:5
主は敵を捨て、はずかしめた。主に対して陣を張る敵の骨をまき散らされたので、敵は恐れのない所で恐れた。
Psalms 69:6
主を待ち望む者たちが私のために恥を見ないよう・いやしめられないようにして。
Psalms 70:2
敵：私のいのちを求める、私の災いを喜ぶ。敵が恥を見、はずかしめを受けるように。敵が退き卑しめられるように。
Psalms 71:1
私は主に身を避ける。恥を見ないようにして。
Psalms 71:13
敵が恥を見、消え失せるように。そしりと侮辱でおおわれるように。敵：私をなじる、私を痛めつけようとする。
Psalms 71:24
敵が恥を見、辱しめを受けるから、私の舌も一日中主の義を言い表しましょう。
Psalms 83:17（16-18）
敵の顔を恥で満たして。敵が主の御名を慕い求めるようにして。敵が恥を見、いつまでも恐れおののくように。敵がはずかしめを受け、滅ぶように。こうして敵が知るように、主である神だけが、全地の上におられるいと高き方であることを。
Psalms
86:17 私にいつくしみのしるし（救い）を行って。そうすれば、敵は恥を受けるでしょう。
Psalms 97:7
偶像に仕える者、むなしいものを誇りとする者は、みな恥を見よう。すべての神々よ。主にひれ伏せ。
Psalms 109:28
敵は私を呪うが、主は私を祝福される。敵は立ち上がると、恥を見る。
Psalms 119:6
私が主のおきてを守るように、私の道を堅くして。そうすれば、私は主の全ての仰せを見ても、恥じることがないでしょう。
Psalms
119:31私は、主のさとしを堅く守ります。私をはずかしめないで。
Psalms 119:46
私は、主のさとしを王たちの前で述べ、しかも私は恥を見ることがないでしょう。
Psalms 119:78
敵：高ぶる、偽りごとをもって私を曲げた。敵が恥を見るように。私は主の戒めに思いを潜める。
Psalms 119:80
私の心が、主のおきてのうちに全きものとなるように。それは、私が恥を見ることのないためです。
Psalms 119:116
みことばのとおりに私を支え、私を生かして。私の望みのことで、私をはずかしめないようにして。
Psalms 127:5
幸いなるかな。矢筒をその矢で満たしている人は。彼らは門で敵と語る時にも、恥を見ることがない。
Psalms 129:5
シオンを憎む者はみな、恥を受けて、退け。
３）敵は何をしているか？（２をまとめただけ）
民に勝ち誇る
偽りごとをもって、民を曲げる
偶像に仕え、むなしいものを誇りとする
ゆえもなく主を裏切る。
敵はうるさい（＜彼らをよみで静まらせて）
民のいのちを求め、滅ぼそうとする。
民の災いを図る・楽しむ。
民に追い迫る（＜敵が退き）
民を憎む。
民をなじる、私を痛めつけようとする。
４）敵の恥（同上）
敵が民を呪っても、主が敵から民を救い、民を祝福するのを敵が見ること。
主は敵を捨てること。主に対して陣を張る敵の骨を主がまき散らされたので、敵は恐れのない所で恐れた。
敵は立ち上がると、恥を見る。
５）どのようにして恥と戦うのか
主が彼の避け所である。
私達の先祖は主を信頼する→主はご自身の義によって助け出し、彼らは恥を見ない。
主を待ち望む者は恥を見ない。（→約束の地を受け継ぐ）
主を信頼して義を行う
敵のさばきを主にゆだねる。
いつでも主の義を喜び、賛美する
主である神だけが、全地の上におられるいと高き方・いつくしみ深い方であることを賛美
主のおきてを守る（Ps.119）→みことばが民を支え、民は恥を見ることがない。敵は恥を見る。
６）「恥」について、特に関連が深いと思われる詩篇・・・もっと深く読みたいっ！
6、31、35、37、69、70、71、109、119篇
７）疑問：
この箇所は「敵が、主のみが神であることを知り、恐れるようになって、それから滅ぶように」とダビデは祈っているのかなぁ？
Psalms 83:17（16-18）
敵の顔を恥で満たして。敵が主の御名を慕い求めるようにして。敵が恥を見、いつまでも恐れおののくように。敵がはずかしめを受け、滅ぶように。こうして敵が知るように、主である神だけが、全地の上におられるいと高き方であることを。
とりあえず、以上です。