Subject: 「黙る」について(謙人) |
From: "Kento Aoki" <kento@mikunikensetsu.com> |
Date: 2002/11/12 19:37 |
To: <saiwainet@egroups.co.jp> |
こんにちは、謙人です。
「黙る」ということについて聖書の中から見ました。
Ⅰサムエル14章37節
・サウルはここでペリシテ人を追っていくかを神に聞く。しかし、神は答えてくださ
らなかった。
コメント:このように、主の御声に聞き従わないものに対して、神はそのものの声も
聞かれないのである。
詩篇39篇12節 題 「指揮者エドトンのために。ダビデの賛歌」
・口の罪を犯さない為、詩人は悪者が前にいる間口輪をはめ、ひたすら沈黙を守る。
また、はかない人間の望みは神のみであって、詩人はそしりとならないように神に祈
る。神にうたれた詩人は衰え果てていることを訴え、涙に黙っていないで下さいとい
う。
コメント:口の罪は恐ろしいもので、詩人はここで口輪をはめたというようなたとえ
を話している。
109篇との比較:・5-6節、人が蓄えるものはすべてむなしい。
詩篇83篇1節 題 「歌。アサフの賛歌」
・悪者は主の民に対して悪巧みをし、イスラエルの名が消し去られるようにと言って
いる。それに対して、詩人は彼らを追い、顔を恥で満たしてくださいと祈り、これら
のことを通して主だけがいと高き方であることを知るようにという。
コメント:この詩篇で詩人は109篇と違って悪者が攻撃しているのではなく悪巧み
をしていることを強調する。
109篇との比較:・イスラエルの名が消し去られるようにという悪者どもは滅ぼさ
れる (13-15節 悪者どもの名は消し去られる)
・一番最初の節で神に沈黙を続けないで下さいという。
(1節 黙っていないで下さい)
・---を通して悪者どもが主だけがいと高き方であるこ
とを知る。(27節 主がなされたことを知る)
・悪者の顔が恥で満たされ滅ぼされる (28-29節
なじるものどもは恥を見る)
イザヤ62章1節
・その救いが行われるまで、主はシオンのために黙っていない。国々は主の義を見、
見捨てられているとはいわれない。それは神が彼らと共にあり、主に覚えられている
からである。また、彼ら覚えられているものたちは黙っていてはならない。
コメント:ここは109篇と反対で、主はシオンのために黙っておられないとある。
そして、国々はそれを神の栄光をシオンを通してみる。
まだ途中です。