Subject:
詩篇109篇 呪いについて
From:
"Miwaza Kanno" <miwaza@kanno.com>
Date:
2002/11/13 12:26
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

みーちゃんです。

今日の呪いについてまとめました。

■Ps109:20の「このこと」とはなにか?:

・これは17-19せつの「呪い」のことだと思う。この「呪い」の具体的なことは
6-16節に書いてある。なぜ、そこが具体的なところだとわかるかというと、この
6-20節の最初と最後には同じ「なじる者(サタン)」という言葉が書いてあっ
て、サンドイッチになっているからです。

■具体的な109篇に出てくるのろいとうのは?:

1.サタンが右に立つように
        ↓
  最後のさばきの日にサタンが彼の弁護士となるように

2.祈りが罪となるように

3.子が孤児となるように

4.妻がやもめとなるように

5.物乞いをするように

6.あわれまれないように

7.仕事がなくなるように

8.名が消えるように

9.罪が記憶されるように

10.地に記憶がないように

こののろいは大きく二つに分けることができます。1つは貧しくなるということ、2
つ目は、恵みがなくなるということです。この貧しいというのは、貧しいものになる
ということで、恵みがもらえないというのは、悩むものになるということです。実際
に詩人は今、貧しい者悩む者になっているので、反対に神に恵みを求めています。

■アブラハム契約:

アブラハム契約を見てください、ここには、民を呪う者は呪われ、民を祝福する者は
祝福されると書いてあります。この文書の目的というのはすべての民族が祝福される
ということなのです。ということで、神様が裁くというのはすべてのものが祝福され
るためなのです。

■間違った呪いかた:

間違った呪い方、それは、呪う対象を憎んでのろうということです。これでは、まさ
に、わら人形をがんがんするのと同じです。では、正しい呪い方とはなんでしょう?

■正しい呪いかた:

それは神に正しく裁かれるのを祈るということであって、自分でのろうということで
はないのです。詩篇の詩人であるダビデも同じでした、自分を狙っているサウルを
「油注がれた者」とし、自分では手を出しませんでした、彼はサウルのすそを切った
ときも、神に悔い改めました。というのは、自分ではさばかず神のさばきをまつとい
うことなのです。これが、自分を憎むものを愛するということなのです。それは、
ローマ12:19にも書いてあるように、一言「善をもって悪に打ち勝つ」というこ
となのです。

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 Miwaza Kanno
  miwaza@kanno.com
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 God bless you!(^^)/~~~
 !かにかに!かにかに!y(^^)y
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