Subject:
詩篇109篇 構造
From:
佐野純子 <junkosano@jcom.home.ne.jp>
Date:
2002/11/13 15:59
To:
saiwainet

こんにちは。+じゅんママです。
この詩篇も、言葉や内容に繰り返しが多くて、構造はわかりづらいです。

我が家の家庭礼拝の引用箇所で、詩編37篇を昨日から見ています。
詩篇109篇との関連も多く、ちょうど一緒に勉強できそうです。

■前半(1-20)
A(1)祈り:賛美の神よ、黙し給うな 
 B1 (2-3)理由:敵は口撃
 B2 (4-5)理由:私の愛善の代わりに、敵はなじり(サタン)・憎悪
C (6-7)なじる者(サタン)が敵の右に立つように。裁かれる時、罪と定められるように。

D' (8-15)具体的な祈り:敵が極貧になるように
D1(8)日々が短くされ、仕事を他人が取るように
D2 (9-10)妻子が孤児・やもめとなり、食住に困るように
D1 (11)勤労の実を他人が取るように
D2 (12)敵と孤児に、恵みと憐れみがないように
D3 (13-15)主が子孫の名を消去し、父母の罪を消去しないように。

 B1 (16)理由:敵が愛の業を行わず、極貧者を殺そうとしたから。
 B2 (17)理由:敵は呪いを愛し、祝福を喜ばなかったから、
        敵に呪いは返り、祝福から離された
 B3 (18-19 )敵が呪いを着衣するした
C (20)これが、主からの業(刑罰)、なじる者(サタン)・悪口を語る者への。

■後半(21-31)
A (21)祈り:御名のゆえに救って。理由:恵みは深いから 
 B1 (22-24)理由:私は極貧(悩み、貧しい、日々が短い、断食)
 B3 (25)理由:私は恥を着衣、敵は侮辱する。
A (26)祈り:救って。恵みによって。

C (27)敵が知るように、これが、主の業と
 B2 (28)敵は呪うが、主は私を祝福する。敵は恥じ、しもべは喜ぶ。
 B3 (29 )なじる者(サタン)が侮辱され、恥を着衣するように
A (30)私の口は、大いに主を賛美
C (31)理由:裁かれる時、救うために、神は極貧者の右に立つから。

◆気付いたこと:
詩篇109:25の恥を着衣したのを、敵が侮辱し、頭を振ることから、
主イエスが十字架に付けられる前に侮辱されたことを連想しました。
1)マタイ27:39
2)詩篇27;7、8

今週もよろしくお願いします。