Subject:
詩篇110篇 研究のための下ごしらえ(ケイヤ)
From:
Date:
2002/11/18 11:59
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは、+Keiya Kannoです。

●構造

A 1-3 主は私の主を王とする

    B 4 とこしえの祭司

A 5-7 私の主は戦われる

●構造の説明

この詩篇は単純なキアスマスである。

1-3で御父なる神は御子なるキリストを王として右の座に着かせる。そして民を治
め、戦う。

4節は真ん中でメルキゼデクのようにキリストは祭司であるということがある。

そして5-7でキリストは実際に戦い、国々をさばいている。

このような構造を見るとなぜキリストがメルキゼデクのような祭司と言われるのかが
分かる。なぜなら、メルキゼデクはサレムの王であり、いと高き神の祭司であったか
らである。

●100字文

御子なるキリストは御父の下で王として国々をさばき、祭司である。

●問い

・3節の若者が朝露のようであるとはどのような意味か?

・なぜ、キリストが大祭司であるということの例えにメルキゼデクがでてくるのか?

●気が付いたこと

・この詩篇はキリストの預言である。

・この詩篇はヘブル人への手紙4:14-8:13のキリストが大祭司であるということとつ
なげて考えるべきである。

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