Subject:
詩篇111と112の構造
From:
"近野聡子" <konnosatoko@nifty.com>
Date:
2002/12/02 21:01
To:
"さいわいネット" <saiwainet@egroups.co.jp>

聡子です、遅くなりましたが、2つの詩篇をつなげて構造を考えてみました。

A 111篇1節~9節→主の御名は聖であり、恐れ多い
    〈内容〉
       1~3節-主のみわざ(奇跡)
       4~8節-主はみわざを記念とされた
        9節  -主は贖いの契約を与えられた

   B 111篇10節~112篇1~3節→主を恐れることは知恵の始め
         〈内容〉
          10節-主を恐れるものは知恵を得、主の誉れは永遠に堅く立つ
          112篇1~3節
             -主を恐れる者は幸いである、彼の義は永遠に堅く立つ
            
             X 112篇4節→主はキリストを遣わし、義の裁きを行う

   B’112篇5節~10節→主に信頼する者は、恐れが無い
         〈内容〉
          5~6節-情け深く、正しい者は幸福である
          7~10節-主に信頼する者は揺ぎ無く、悪者は滅びうせる

え~と、変な形のキアスマスになっちゃいました。

112篇の4節が中心だと考えた理由は、「主は直ぐな人のために、光を闇の中に輝
かせる」
という言葉から、ヨハネによる福音書の箇所を連想して、キリストのことかな、と考
えそこを中心にしました。

今週1週間も、おいしく御言葉を料理して、嗚呼食べたい!...という訳でよろしく
お願いします。