Subject:
詩篇111篇・112篇 構造
From:
Junko Sano
Date:
2002/12/03 12:42
To:
saiwainet

こんにちは。+じゅんママです。
かなり強引ですが、
詩篇111篇・112篇が並列するように、構造を考え直してみました。

◆同意語
1)『永遠に堅く立つ』
  =決して揺るがされない=確か=代々限りなく保たれる
  =とこしえに定められた=揺るがない=堅固
2)『義』=公正

◆構造
111篇
A(1-2)ハレルヤ、直人はみわざを喜ぶ
B(3)みわざの栄光(尊厳・威光)、その義は永遠に堅く立つ
C(4a)主の奇しいわざ(記念)
D(4b)主は情け・憐れみ深い
D(5-6) 主の契約(みわざ)
   a(5a)契約の祝福:民にいのち(食べ物)を与える
   b(5b)契約を永遠に覚えられる
   b(6a)契約(みわざの力)を知らせる
   a(6b)契約の祝福:民に相続地を与える為に
C(7-8)公正のわざ
   a(7a)公正(わざは、まこと・公正な裁き)
   b(7b)戒め確か
   b (8a) 戒め確か
   a(8b)公正 (わざの戒めは、まこと・公正な裁き)
B(9)主の栄光:民にいのち(贖い)を与える、契約は永遠に堅く立つ
             御名は栄光(聖)
A(10)直人(主を恐れる)は祝福される
    主の誉は永遠に堅く立つ
112篇
A(1-2)ハレルヤ、直人は主を恐れ、戒めを喜び、祝福される
B(3)直人の栄光(繁栄・富)、彼の義は永遠に堅く立つ
C(4a)主の奇しいわざ(闇中に光→義の裁き)
D(4b)主は情け・憐れみ深い +義しい
D(5-6) 直人のわざ
     (5) 直人は情け・憐れみ深い +義しい
   a(5a)祝福:民にいのち(食べ物)を与える
   b(5b)契約を覚えている(自分を公正に裁く)
   b(6a)彼は永遠に堅く立つ
   a(6b)祝福:義人は永遠の記念
C(7-8)不正に対し、直人は・・・
   a(7a)敵の不正を恐れず
   b(7b)心確か
   b (8a)心確か
   a(8b)敵の不正を恐れず
B(9)直人の栄光:民にいのちを与える(散財)、彼の義は永遠に堅く立つ
    彼の角は栄光
←→A(10)悪者(主を恐れない)は呪われる(溶け去る)
    悪者の恥は永遠(滅びうせる)