こんにちは。菅野みくにです。

黙示録１５章３節～４節のモーセの歌の構造を考えました。

【本文】
３　彼らは、神のしもべモーセの歌と子羊の歌とを歌っ
て言った。
　　「あなたのみわざは偉大であり、驚くべきもので
　　す。主よ。万物の支配者である神よ。あなたの道
　　は正しく、真実です。もろもろの民の王よ。
４　主よ。だれかあなたを恐れず、御名をほめたたえ
　　ない者あるでしょうか。ただあなただけが、聖
　　なる方です。すべての国々の民は来て、あなたの
　　御前にひれ伏します。あなたの正しいさばきが、
　　明らかにされたからです。」

【テーマ】
・主のみわざは偉大である
・主は正しく真実である
・御名をほめたたえないものがいない
・主は聖なる方
・主が正しい裁きを行う

【構造】
A　３a節　彼らは、神のしもべモーセの歌と子羊の歌とを歌って言った。
　B　３b節　「あなたのみわざは偉大であり、驚くべきものです。
　　C　３ｃ節　主よ。万物の支配者である神よ。
　B　３d節　あなたの道は正しく、真実です。
　　C　３e節　もろもろの民の王よ。


A　４a節　主よ。だれかあなたを恐れず、御名をほめたたえない者あるでしょうか。
　B　４b節　ただあなただけが、聖なる方です。
A　４c節　すべての国々の民は来て、あなたの御前にひれ伏します。
　B　４d節　あなたの正しいさばきが、明らかにされたからです。」

【構造の説明】
モーセの歌と子羊の歌は、大きく分けて二つになります。３節と４節にです。３節で
はABCBCになっています。Aは、導入です。Bは神のものについていっています。Cは神
よと呼びかけています。

４せつはABABになっています。Aは、国々の民までが神をほめたたえ、ひれ伏してい
ます。Bでは、Aで賛美する理由を話しています。

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