Subject:
詩篇113篇 ハンナの祈り
From:
"+mikuni@kanno.com" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2002/12/11 11:44
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは。菅野みくにです。

ハンナの祈りを見て、113篇と共通しているところを見ました。

■ハンナの祈り

箇所:第一サムエル記2章1節~10節

本文:
2:1 ハンナは祈って言った。「私の心は主を誇り、私の角は主によって高く上がり
ます。私の口は敵に向かって大きく開きます。私はあなたの救いを喜ぶからです。
2:2 主のように聖なる方はありません。あなたに並ぶ者はないからです。私たちの
神のような岩はありません。
2:3 高ぶって、多くを語ってはなりません。横柄なことばを口から出してはなりま
せん。まことに主は、すべてを知る神。そのみわざは確かです。
2:4 勇士の弓が砕かれ、弱い者が力を帯び、
2:5 食べ飽いた者がパンのために雇われ、飢えていた者が働きをやめ、不妊の女が
七人の子を産み、多くの子を持つ女が、しおれてしまいます。
2:6 主は殺し、また生かし、よみに下し、また上げる。
2:7 主は、貧しくし、また富ませ、低くし、また高くするのです。
2:8 主は、弱い者をちりから起こし、貧しい人を、あくたから引き上げ、高貴な者
とともに、すわらせ、彼らに栄光の位を継がせます。まことに、地の柱は主のもの、
その上に主は世界を据えられました。
2:9 主は聖徒たちの足を守られます。悪者どもは、やみの中に滅びうせます。まこ
とに人は、おのれの力によっては勝てません。
2:10 主は、はむかう者を打ち砕き、その者に、天から雷鳴を響かせられます。主は
地の果て果てまでさばき、ご自分の王に力を授け、主に油そそがれた者の角を高く上
げられます。」

共通しているところ:
・主に並ぶ者はいないということは、今週の詩篇で5節に出てきました。5節は今週
の詩篇の構造の中心であるということがわかりました。今週にカンノパパあめ(ちゃ
んとしたの)をもらっていた人が分かっていますね。恵子さん、じゅんママさん。命
ちゃんも分かっていたようだね。(詩篇113:5 ⇔ 第一サムエル2:2)

・ハンナの祈りの3節でみわざが確かであるということが出てきました。これは先
週、先々週やったみわざの話ですね。これはちょっと気がついたことです。詩篇11
3篇にもこのようなみわざの話は出ていない。(詩篇111:2,3,4,6,7,
8 ⇔ 第一サムエル2:3)

・これは今週やったクリスマス研究の宿題でしたね。子供を持っていない女、つま
り、不妊の女が子供を生むようになるのです。ここで、歌っているハンナも不妊の女
でしたね。一つ分からないところがありました。それは第一サムエル記2章5節で不
妊の女が七人の子を生んだと書いてあるのです。ほとんど、不妊の女の話が出てくる
ときに、七人の子を産んだと書いてあるのです。七人というところにどのような意味
があるのでしょうか。(詩篇113:9 ⇔ 第一サムエル2:5)

・この共通点は、高いものが低くなり、低いものが高くなるというテーマです。
 ・勇士の弓が砕かれる ←→ 弱いものが力を帯びる
 ・食べ飽きたものがパンのために雇われる ←→ 飢えていた者が働きをやめる
 ・不妊の女が七人の子を産む ←→ 多くの子を持つ女はしおれる
 ・主は殺す ←→ 主は生かす
 ・主は貧しくする ←→ 主は富ませる
 ・主は低くし ←→ 主は高く上げる
 ・主は弱いものをちりから起こす ←→ 貧しいものを芥から引き上げる
このように反対のテーマがたくさん出てくるのです。(詩篇113:7,8,9 ⇔
 第一サムエル2:4,5,6,7,8)

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