Subject: 詩篇113篇 マリヤの祈り |
From: "+mikuni@kanno.com" <mikuniML@kanno.com> |
Date: 2002/12/12 12:36 |
To: <saiwainet@egroups.co.jp> |
こんにちは。菅野みくにです。 マリヤの祈りとザカリヤの預言と詩篇113篇を比較しました。 ■マリヤの祈り 【箇所】:ルカによる福音書1章46節~55節 【本文】: 1:46 マリヤは言った。「わがたましいは主をあがめ、 1:47 わが霊は、わが救い主なる神を喜びたたえます。 1:48 主はこの卑しいはしために目を留めてくださったからです。ほんとうに、こ れから後、どの時代の人々も、私をしあわせ者と思うでしょう。 1:49 力ある方が、私に大きなことをしてくださいました。その御名は聖く、 1:50 そのあわれみは、主を恐れかしこむ者に、代々にわたって及びます。 1:51 主は、御腕をもって力強いわざをなし、心の思いの高ぶっている者を追い散 らし、 1:52 権力ある者を王位から引き降ろされます。低い者を高く引き上げ、 1:53 飢えた者を良いもので満ち足らせ、富む者を何も持たせないで追い返されま した。 1:54 主はそのあわれみをいつまでも忘れないで、そのしもべイスラエルをお助け になりました。 1:55 私たちの先祖たち、アブラハムとその子孫に語られたとおりです。」 【共通している所】: ・主が卑しいはしために目を留めるということは、神様が見るということですこれは 詩篇113篇の6節に出てくる主が身を低くして天と地をご覧になるということの、見る ということと一緒であると思います。(詩篇113:6 ⇔ ルカによる福音書1: 48) ・49節にその御名は聖いということが出てきました。これは先週にやった聖なる御 名の話ですね。これは気がついたことです。詩篇113篇にもこのような話が出てき ます。主の御名をほめたたえよと四回も繰り返されているのです。(詩篇113: 1,2,3 ⇔ ルカによる福音書1:49) ・最後のテーマは高いものが低くなり、低いものが高くなるというテーマです。主は 力強い御腕で高ぶっているものを引きおろします。また、低いものを高く上げ、飢え たものを満ちたらせ、富むものを何も持たせないで帰らせました。これが神のみわざ なのです。(詩篇113:7,8,9 ⇔ ルカによる福音書1:50,51,5 2,53,54) ■ザカリヤの祈り 【箇所】:ルカによる福音書1章67節~79節 【本文】: 1:68 「ほめたたえよ。イスラエルの神である主を。主はその民を顧みて、贖いを なし、 1:69 救いの角を、われらのために、しもべダビデの家に立てられた。 1:70 古くから、その聖なる預言者たちの口を通して、主が話してくださったとお りに。 1:71 この救いはわれらの敵からの、すべてわれらを憎む者の手からの救いであ る。 1:72 主はわれらの父祖たちにあわれみを施し、その聖なる契約を、 1:73 われらの父アブラハムに誓われた誓いを覚えて、 1:74,75 われらを敵の手から救い出し、われらの生涯のすべての日に、きよく、正 しく、恐れなく、主の御前に仕えることを許される。 1:76 幼子よ。あなたもまた、いと高き方の預言者と呼ばれよう。主の御前に先 立って行き、その道を備え、 1:77 神の民に、罪の赦しによる救いの知識を与えるためである。 1:78 これはわれらの神の深いあわれみによる。そのあわれみにより、日の出がい と高き所からわれらを訪れ、 1:79 暗黒と死の陰にすわる者たちを照らし、われらの足を平和の道に導く。」 ザカリヤの祈りはマリヤの祈りの最後にある、私たちの先祖たち、アブラハムとその 子孫に語られたとおりですという、その書いてあることを説明している預言です。 ------------------------------------- +かんのみくに@カンノファミリー mailto:mikuni@kanno.com お手紙好きのくーちゃん メールチェックは一日中 -------------------------------------