Subject:
114篇1~2節と7~8節
From:
Shou Itou
Date:
2002/12/17 20:57
To:
saiwainet@egroups.co.jp

こんにちは。伊藤将です。

1~2節、7~9節がABBA、ABABの場合についての説明を書きました

ABBAの場合
この場合は1節と8節が、2節と7節が平行していて、8節の「岩」はエジプトになる。
1節と8節の関係は、みわざというテーマでつながっている。
1節は出エジプトというみわざで、8節は岩から水が出るというみわざである。
2節と7節は、神の聖所となったユダがかみの御前でおののくというテーマである。

ABABの場合
この場合は1節と7節が、2節と8節が平行していて、8節の「岩」はユダになる。
1節と7節の関係は、イスラエルが恐れて、奴隷にされていたエジプトから連れ出されて、
神を恐れるようになるということである。
2節と8節の関係は、ユダは聖所となるということと、岩(ユダ)は泉に変えられた
ということが平行している。
普通、岩から水は出ないのだが、出ている。これは不妊の女と似ている。
岩から出るはずのない水が出たように、埋まるはずのない女から命が出た。
ユダが聖なる国民になったという箇所は、出エジプト記19章にある。
出エジプト記19:6 あなたがたはわたしにとって祭司の王国、聖なる国民となる。
これが、イスラエル人にあなたの語るべきことばである。」
このテーマはⅠペテロ2章にもある。
Ⅰペテロ2:9 しかし、あなたがたは、選ばれた種族、王である祭司、聖なる国民、
神の所有とされた民です。それは、あなたがたを、やみの中から、
ご自分の驚くべき光の中に招いてくださった方のすばらしいみわざを、あなたが
たが宣べ伝えるためなのです。

よろしくお願いします。

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 Shou Itou
 E-mail:shou@bmmn.bias.ne.jp
 Shalom!
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