Subject:
詩篇117篇 エジプトのハレル(ケイヤ)
From:
Date:
2003/01/08 11:47
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは、+Kanno Keiyaです。

昨日、聖書研究の中で「なぜ、117篇はエジプトのハレルの中に入っているのか?」
という問いがありました。今日、またその問いについて考えて、どのように研究すれ
ば理解できるのかを見ました。その結果、出エジプト記などを見るのではなく、エジ
プトのハレルと呼ばれている詩篇を比べるということになりました。

●113篇

1-3は117篇と同じテーマの違う言い方で、どちらとも「御名を賛美せよ」ということ
である。
この詩篇では117篇のように国々に賛美するようにと言っているだけではなく、主の
民も、すべての国々も賛美するようにと言っている。

●114篇

この詩篇では特に賛美せよということは言われていない。しかし、イスラエルに神を
礼拝せよということは言われている。この礼拝する理由は1,2,8節が考えられるが、
そこは出エジプトのみわざを思い出させる言い方である。

●115篇

この詩篇には国々は登場していない。賛美するテーマに直接関連している箇所は
17,18節だけで、そこでは私たちは賛美すると書いてある。これは主が恵みによって
祝福されたことに対する祝福に対するものである。

●116篇

この詩篇で目立つ所は個人的なように見えるところである。グループ的なものがでて
くるのは14,18節ぐらいである。

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