Subject:
列王記#1
From:
"+mikuni@kanno.com" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2003/01/18 13:07
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

+くーちゃんです。

列王記第一回をまとめました。

◆第一列王記10:14~29

◇10:14~29
ソロモンは神に非常に祝福された。しかし、10:14-ソロモンの堕落が始まる。
ソロモンは申命記17章に書かれている王のやってはいけないことをやってしまって
いる。ここに直接は罪を犯したとは書いていない。

ここに出てくる「666」は、聖書の中で初めて聖書に出てくる。黙示録はここを指
して「666」を言っている。

17節からでソロモンの王座について書かれている。王座はピラミッドのようであっ
た。王座は世界のモデルであって、その上にソロモンが座っている。

このようにソロモンが罪を犯し始めている中でも、外国がソロモンの知恵を見にやっ
てくる。彼らは、銀の器、金の器、洋服、武器、バルサム油、馬、らばなどを持って
きている。

もうここら辺から、ソロモンの罪が始まっている。詩篇1篇で、悪者の道に歩んで、
立って、据わるという三段階があるが、どんどん悪くなっていっている。まだ、罪の
はじめのほうは悪くなっていない。まだ、ソロモンは神に忠実である。神に従うのと
神から離れるのはぜんぜん違う。

26節から馬の話が出てくる。儀式のためには馬を使ってもよいが、戦争のためには
よくない。ソロモンはかなり馬を集めている。ソロモンは多くの国と条約を結んで馬
を売ったりしている。

◆第一列王記11:1~8

◇11:1~8
ソロモンはたくさんの外国人の女性と結婚した。全員知っているわけではない。彼女
たちの中には、モアブ人の女、アモン人の女、エドム人の女、シドン人の女、ヘテ人
の女たちがいる。ソロモンと条約を結ぶために自分の娘たちを、ソロモンにプレゼン
トとして持ってくる。娘を与えるのは国と条約を結ぶために便利な道具である。

彼らの神々が誰なのかが問題であり、何人であるかが問題ではない。ソロモンはその
女たちに愛して離れなかった。「愛して、離れない」ということは「すがる」という
ことである。この言葉は、創世記2:24、申命記4:4,11:22,13;4,3
0:20にでてくる。

ソロモンの心は主とまったく一つになっていなかった。ヘブル語でいうと、ソロモン
の心はソロモンではなかった。ここにもことばの遊びが出ている。

ソロモンはアシュタロテに従い、ミルコムにも従った。ソロモンはケモシュやモレク
のために高くところを築いた。

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