Subject:
詩篇120篇 構造・問い
From:
"Miwaza Kanno" <miwaza@kanno.com>
Date:
2003/01/28 11:42
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

みーちゃんです。

08193(口)が出てくる個所を見てまとめました。

口詩篇12:2

ここにでてくる口はへつらいの唇である。へつらいの唇によって人々は互いにうそを
話しています。12篇には3,4節にもへつらいの唇が出てきます。また、6節には
神の御言葉についての話も出てきます。6節で神の御言葉は純粋であるといわれてい
ます。へつらいとは真反対ですね。

口詩篇16:4

ここには、ほかの神々へ走った者への口について書いてあります。詩人は彼らの名を
口に唱えないといっているのです。なぜなら、私たちの神は唯一だからです。

口詩篇17:1

ここは詩人の口です。この口で詩人は正しい訴えをし、神を呼び求めます。この口は
120篇と同じ口です。それは、神に正しい口で呼ぶと答えてくださるという話だか
らです。

口詩篇17:4

ここは神さまのくちびる(口)についての話です。神さまはこの口によって、人とし
ての行いを告げます。この口の語ることによって、私たちは正しいことを行い、4節
の後半にあるように、無法な者の道を避けるのです。17篇には10節にも高慢な悪
者の口の話も出てきますがこれは同じヘブル語の番号ではありません。

口詩篇21:2

ここで詩人は自分のくちびるの願い、また、心の願いを神さまは聞いてくださると
いっています。120篇では願いを聞いてくださいと詩人は言っています。21篇で
は120篇とは対照的に12節で神さまが敵に矢を向けそして彼らの顔を狙われると
書いてあります。さらに、彼らはたくらみをしてもそれをできないとも書いてありま
す。

口詩篇22:7

ここで悪者は口をとがらせ、神さま、詩人、民を馬鹿にしています。そして、彼らは
頭を振ります。彼らはこういうのです。「主に身を任せよ。彼が助け出したらよい。
彼に救い出させよ。彼のお気に入りなのだから。」。しかし、詩人は神さまが救って
くださるということを確信しています。なぜなら、神さまは私たちが生まれる前か
ら、渡しし達を知っているからです。

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