こんにちは、+Kanno Keiyaです。

「天地を造られた主」という言い方を見ました。made<06213> heaven<08064>
earth<0776>の3つの言葉を一緒に探しました。そうすると聖書には32箇所ありまし
た。

「天地を造られた主」という告白をする最初の箇所は第2列王記19章である。ヒゼキ
ヤがユダの王の時、ラブ・シャケが来て民をなじり、また王は手紙を送ってきた。15
節でヒゼキヤは主の宮でそれを持ち、祈る時の最初の確信の言い方が「主だけが天と
地を造られた」ということである。

次は第2歴代誌2章で、ソロモンが主の宮を建てようとして準備している箇所である。
ソロモンはツロの王フラムに資材、働く人々を提供してもらうことを要求すると、12
節で「天と地を造った主」をほめたたえて、その要求に応えてくれる。

3つ目の箇所はネヘミヤ記9章である。イスラエルの民は7月24日に自分たちと先祖た
ちの罪を告白して集まる。その時にレビ族の歌うたいたちは主を賛美し、6節からア
ブラハムからの歴史を説明する最初で、神が天地を創造されたと告白する。

4つ目の箇所は詩篇115篇である。この詩篇ではまず有名な「栄光を神のみに帰する」
という言い方があって、偶像たちの無意味さを告白する。そして祝福してくださる主
に信頼せよと宣言し、無意味な偶像立ちとは違い神は「天と地を創造された」と15節
で告白する。

5つ目の箇所は詩篇124篇で、この詩篇の言い方は121篇ととても似ている。前半でイ
スラエルに主は味方だったので、人々の怒りから助けられたと告白する。そして神は
助けられたと言ったあと、最後の8節で「私たちの助けは、天地を造られた主の御名
にある」と121:2とほとんど同じ言い方をする。

6つ目の箇所は短く、最後の都上りの詩篇の134篇である。最初にまどろむこともなく
主に仕えている者たちに礼拝せよと呼び掛けて、3節で「天地を造られた主が祝福す
るように」と宣言する。

7つ目の箇所は詩篇146篇である。ここで人間にではなく、神に仕えよと呼び掛ける。
その理由は6節の「神が天と地を造った」ということと7節からの弱い者たちを助ける
ということと10節の主はすべてを治めるということの主に3つである。

8つ目の箇所はイザヤ書37章の16節で最初の箇所と同じヒゼキヤの話である。

9つ目の箇所、イザヤ書44章は4つ目の115篇と似ているテーマもでてくる。神はイス
ラエルを主のものと呼んでくださり、恐れるなと言ってくださる。そして偶像ではな
く、民を造った私を礼拝せよと言う。そして24節で「ご自分は天と地を造った「と言
われる。

10箇所目のイザヤ書45章では自分を造ったものに対して文句を言うイスラエルに対し
て神は言われる。その中の12節で神は「ご自分が天と地を造った」と言う。また18節
ではその言い方でご自分のことを表される。

11箇所目のイザヤ書51章で、神はイスラエルを祝福すると宣言される。そして死ぬべ
き人間を恐れるのではなく、「天と地を造った方」を覚えよと13,16節で言われる。

12箇所目のエレミヤ書10章も4つ目、9つ目の箇所と似ている。イスラエルは偶像に仕
えているが、彼らは何もできず、「天と地を造らなかった」（11節）。それに対して
神は「天と地を造り」（12節）、怒り、万軍の主である。

13箇所目のエレミヤ書32章で、エレミヤはおじの子から買い戻す。そのあとに彼は
祈って「天と地を造られた」と告白し、神からエルサレムはバビロンによって滅びる
ことを聞く。

最後はエレミヤ書51章である。バビロンはユダを攻撃したが、神はユダを見捨てず、
バビロンを滅ぼそうと言われる。そして15節で私が「天と地を造り」、万軍の主であ
ると言われる。

●気が付いたこと

詩篇121篇を含めて都上りの歌にはこの言い方が3回もあった。

この言い方は預言書によくでてきて、そこに書いてある箇所はほとんど神がご自分の
ことを宣言される時で、イスラエル、またはユダを救われる時である。

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