Subject:
詩篇122、裁きの座
From:
+hiromimama@kanno.com
Date:
2003/02/11 13:08
To:
saiwainet@egroups.co.jp

こんにちは、塩光献です。
詩篇122篇の中にある裁きの座について研究しました。

ここでの裁きの座は平和をもたらした裁きについて話しています。
この裁きは知恵のある裁き、善と悪の知識に富んでいる裁きであったので平和をもたらしている。ソロモンの裁きがすぐに頭に浮かびます。

第一列王記6:16ー28
この知恵のある裁きを通してソロモンは二人の女性の間の争いをなくして、民が「神の知恵が」ソロモンの内にあることを見て恐れた。(v.28)民が王を正しい意味で恐れることを通して他の起こりうる争いをなくすことにもなった。

第一列王記7:7
ここで裁きのための王座が建てられているのを見ることができる。

第一列王記10:6ー9、第二歴代誌9:5ー8
ここでソロモンの知恵ある裁きを通してイスラエルが繁栄に満ちていることが分かる。公正と正義に満ちた王につく者は本当に幸せである。契約の祝福、すなわちシャロームの内に入るようである。シェバの女王がソロモンが正しい、神に従った裁きをしているのを見る時に神をほめたたえている。つまり、ソロモンとその民が神の命令を守る時に回りの国に証となる。

詩篇9:7、89:14、97篇
これらの詩篇は神の裁いている様子を見せてくださっている。神が裁く時に悪者(争いを引き起こす者)は裁かれ正しいもの(シャロームを愛する者)は繁栄に導かれる。こうして平和がやって来る。神の王座がこの世で堅く立つ時真の平和がやって来る。

箴言20:8
正しいをが裁きの座に着かれる時悪は近寄ることがない。平和が保たれる。

イザヤ書9:6ー7、16:5
ここはメシヤが王座に座して裁きをする話。この人こそすべての悪と死に打ち勝って平和をもたらす平和の君である。ソロモンの平和は限られていたが、この者の平和は永遠に繁栄する。

マタイ27:19ー26
ここは、ピラトが裁きの座に着いた時の事を見せてくれています。ある意味で神の摂理によってピラトはキリストを十字架にかけてことによって平和をもたらしたといえますが、ピラトは神を恐れる異常に群衆を恐れたので知恵のない裁きをしてしまった。なので平和な者を十字架にかけてしまい、平和を破壊するような強盗、バラバを釈放するような裁きをしてしまった。

黙示録22:1ー5
ここで神が新しい都、新しいエルサレムで王座に着いている様子を見せてくださっている。この都に入る者は永遠にシャロームの内にいる。

以上です。
それでは、シャローム