Subject:
詩篇123篇 研究のための下ごしらえ(ケイヤ)
From:
Date:
2003/02/17 10:54
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは、+Keiya Kannoです。

●構造

1-2c 私は神に向かって目を上げるので、見てください

2d-3b そしてあわれんでください

3c-4 なぜなら、さげすみでいっぱい

●構造の説明

この詩篇の構造はキーワードがまとまっているので、比較的簡単である。

●100字文

私はあなたに目を上げるので、見てください。そしてあわれんでください。なぜな
ら、さげすみで満腹したからである。

●問い

・なぜ、この詩篇は都上りの歌なのか?

・なぜ、詩人はさげすまれているのか?

●気が付いたこと

・この詩篇では「見る」というテーマが強調されている。

・1節の「目を上げる」という言い方は詩篇121:1にも「山に目を上げる」という言い
方であった。

・2節のテーマは詩篇131:2の「乳離れした子が母の前にいる」ということと似てい
る。

・「安逸をむさぼる者」とは安心して、さばかれないと平気で思っている者のことで
ある。その人は並行しているように高ぶる者である。

●おすすめ研究

・下の者が上の者を見るというテーマ

・「あわれみ」という言葉の意味

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May God Bless You!
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