Subject:
エズラ・ネヘミヤ記
From:
"近野聡子" <konnosatoko@nifty.com>
Date:
2003/02/19 19:39
To:
"さいわいネット" <saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは、聡子です。

Dorseyさんの、キアスマスの本から、大事かな、
と思うところを、簡単に訳して送ります。

エズラ記とネヘミヤ記は、今は、2つの書物に分かれていますが、
昔のへブル語の聖書では、一つながりの書物と、見なされていました。

エズラーネヘミヤ記は、捕囚の民の帰還と、ゼルバベルの働きから始まります。

そして、途中にある、長い帰還者のリストは、エルサレムに帰還することを、
選らんだ者が誰であるか、を強調しています。

エズラ―ネヘミヤ記の対象・相関性
A ゼルバベルの帰還と、他の帰還者のリスト 
  (エズラ1~2)

    B 神殿の再建と、敵たちの誹り
      (エズラ3~6)

        C エズラの帰還
          (エズラ7~8)

              X 罪を犯している民の聖め
                (エズラ9~10)

        C’ネヘミヤの帰還
         (ネヘミヤ1~2)

     B’城壁の建設と、敵たちの誹り
       (ネヘミヤ3:1~7:4)

A’長い帰還者たちのリスト、神殿再建終了
  (7:5~13:31)

〈まとめ〉
敵の、神の民と神殿再建への誹謗中傷が、何度も繰り返され、
強調されています。

しかし、その敵の誹謗中傷にもかかわらず、絶え間ない祈りと、
神の御恵みにより、民は幾度も助けられ、神殿を再建させることが出来ました。

敵の攻撃により、かえって民を守り、保つ、神の深い愛と慈しみを、
知ることが出来ます。

―以上です。よろしくお願いします。―