Subject:
詩編124篇 構造
From:
Junko Sano
Date:
2003/02/24 23:39
To:
saiwainet@egroups.co.jp

こんばんは。+じゅんママです。

■構造

A (1-2a) 主は味方。(そうでなければ・・・)

B1 (2b-3a) 敵は、私達を飲み込んだであろう
B2 (3b-5) 高ぶる水は、私達の魂の上を越えたであろう 

C (6a) 主はほむべき

B1 (6b) 主は、私達を敵の餌食にされなかった
B2 (7) 主は敵のわなを壊し、私達の魂をわなから助け出された

A (8) 助けは、天地創造の主の御名にある


■気付いたこと、質問

・5節、「荒れ狂う水」は、原語では「奢り高ぶる水」であり、
 123:4の「高ぶる者たち」と同じ言葉かも知れないです。

・「天地を造られた主」は121:2、134:3、136:5-9にある。
   115:15にもあり、115:1には「御名」が出て来る。

・7節はキアスマスで、「わなが破られ」が中心かな?

・1節は、129:1と似ている。
 また、内容的に、136篇とも似ていると思いました。例えば、
  ・民が繰り返し言う言葉がある(各節後半)
  ・天地創造の主(136:5-9)
  ・出エジプトの救い(135:10-15)
  ・敵からの救い(134:17-20、24)


よろしくお願いします。