Subject: 詩篇124篇 2つの例え(ケイヤ) |
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Date: 2003/02/25 12:57 |
To: <saiwainet@egroups.co.jp> |
こんにちは、+KannoKeiyaです。 この詩篇では敵が怒り狂って攻撃してくることが書かれているが、具体的に「言葉に よってそしる」、「あざける」などとして攻撃してくるのかはなく、ただ2つの例え によって説明されている。 ・大水のような攻撃 ・犬のように攻撃されたが、鳥のように助けられた。 ただこの詩篇だけを読んでこれらのことを知ることはできないので、これを思い出さ せるようなストーリーがあったのかを見ました。 ●大水 大水と言えば思い出すのが創世記6章からのノアのストーリーである。ここでは敵が 怒るのではなく、神が怒り、水によって攻撃された。しかし、ノアとその家族は神を 信じたので、助けられ、水は彼らに害を与えなかった。 出エジプト記に入るとノアの洪水と同じように神の怒りによって敵がさばかれてい る。神はご自分の民を新しい都を建てるために連れ上る。その時にエジプトの王とそ の民は怒り、追い掛けてきたが、神が大水によってさばき、イスラエルは助けられ た。 また124篇に沿って考えることもできる。神は味方なので、大水のような当時世界一 の軍を大水によって滅ぼし、助けてくださった。 ●犬と鳥 思い出した箇所は毎回町の中に入っていて、そこで敵に囲まれるが、助け出される。 それはエリコに行った2人の斥候や、サムソン、新約になるとパウロなどである。 エリコに行った2人の斥候はそこの王が恐れていたので、お尋ね者のようになってい たが、遊女に助けられ、その町を攻め取った。 またサムソンもガザでペリシテ人に待ち伏せられたが、神に特別に与えられた力に よって門を引き抜き、大胆に逃げ出す。 パウロはずっと行く町々でユダヤ人に殺されそうになっていたが、ある町で殺されそ うになった時にはかごで城壁の外に出たり、またある時には殺されそうになった時に ローマ人の兵隊によって助けられた。 -------------------------------- +KeiyaKanno mailto:keiya@kanno.com May God Bless You! --------------------------------