Subject:
詩篇125篇 箴言29章
From:
"+mikuni@kanno.com" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2003/03/05 12:42
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは。菅野みくにです。

今日の通読箇所の箴言29章と詩篇125篇がすごくよく似ていたので比べてみまし
た。その結果、このようになりました。

■対比

 ・まず最初に説明しておかなければならないのは、詩篇125篇の3節の意味で
す。ここでは、正しい者が、悪者の悪の杖によって裁かれないように、また、不正な
さばきが行われないようにという。不法を行うものとは、律法に逆らっているものの
ことで、善良な人(善を行う人)は律法、御言葉にきき従っている箴言のほうでは、
正しい者が増えるときに民は喜んでいるが、悪者が増えると民は嘆き悲しんでいる。
悪の杖によって支配されている、正しい者たちは、その不正な支配者が行う不正な裁
きを嘆き悲しんでいる。[詩篇125篇:3節 ⇔ 箴言29章:2節]

 ・二番目に対比されているところは、また同じように、詩篇125篇の3節と箴言
の29章4節です。王は正しいさばきをしていないので、重税を取り立ててしまった
りします。これはソロモンの罪と同じですね。王は正義によってその王国を立てあげ
ることができるのです。つまり、王が正しいさばきをすることによって、国が建てあ
がるのです。[詩篇125篇:3節 ⇔ 箴言29章:4節]

 ・三番目に対比していると思うのは、詩篇125篇の1節と箴言29章の14節で
す。王は誠実をもって裁き、また、正しいさばきを行って、よるべのないものを裁き
ます。もし、王が正しくさばき、誠実にさばけば、その王国は確立します。しかし、
王が誠実にさばかず、悪の杖によって人々をさばいているのであれば、その王国は神
によって根絶やしにされてしまいます。[詩篇125篇:1節 ⇔ 箴言29章:1
4節]

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