Subject: 詩篇126篇 研究のための下ごしらえ(ケイヤ) |
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Date: 2003/03/10 10:36 |
To: <saiwainet@egroups.co.jp> |
こんにちは、+Keiya Kannoです。
●構造
1-4 主は大いなることをなさった
A 1 捕らわれ人を帰された
B 2a 喜び、叫んだ
X 2b 主はみわざをなさったと言う
B 3 喜んだ
A 4 ネゲブの流れのように帰された
5-6 何もなく行ったが、たくさん持って帰ってきた
A 5a 涙して種を蒔く
B 5b 喜んで刈り取る
A 6a 種を持って泣いて行く
B 6b 喜んで帰ってくる
●構造の説明
少々、無理があると思いますが、キアスマスにしてみました。
この2つの大きな段落はバビロン補囚から戻ってきたことを別の観点から見ている。
最初の段落は帰って来れたので喜んでいる。その中心は国々に大いなることをなされ
たことを伝えるためである。
次の段落は出て行く時には何もなかったのに、帰ってくる時は喜び、たくさん持って
出て来た。
●問い
・なぜ、帰される時に叫ぶほど喜んでいるのか?この喜びはどこから来るのか?
●気が付いたこと
・「喜び叫ぶ」ということは4回も繰り返されている。
●おすすめ研究
・この詩篇の時代背景であるエズラ記、ネヘミヤ記などのバビロンからの帰還のス
トーリーを見る。
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+Keiya@Kanno Family
E-mail: keiya@kanno.com
May God Bless You!
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