Subject:
詩篇126篇 「出バビロン」(ケイヤ)
From:
Date:
2003/03/13 12:05
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは、+KannoKeiyaです。

今日の聖書研究をまとめました。

昨日はエレミヤ書30-33の構造と126篇と似ている箇所を見ましたが、あまり特徴は見
られませんでした。他にも「アダムの堕落」、「ノアの時の人々の堕落」、「モーセ
の時代のイスラエルの堕落」などのストーリーが似ています。

しかし、今日、この中の特徴があることに気が付きました。それはもう神殿を持って
いるということです。特に出エジプトを見るとまだイスラエルは神殿を持っていな
く、礼拝制度も持っていない状態です。それに対して「出バビロン」のストーリーは
もともと神殿もあり、礼拝制度もあったのにそれが破壊されてしまいます。

またこれが契約の時代の変わり目であるということも特徴です。

これに似ている旧約のものははサムエル記の契約の箱がペリシテに持って行かれると
いうストーリーです。イスラエルのモーセの時代から続いていた礼拝制度はばらばら
になり、その時に契約の箱がペリシテに持って行かれることによって神が奴隷となっ
てしまいました。そして新しい時代になり、ダビデがそれを連れ出して、礼拝制度を
また建て直します。

また新約ではAD70年のストーリーです。パリサイ人、律法学者たちが律法を悪く適用
し、祭司たちが義しくさばきを行っていない時にキリストが与えられます。そしてそ
の時代はローマによって奴隷のようにされている時代です。そしてキリストが死んで
40年経った時に古い神殿、「大バビロン」はさばかれ、新しい教会の時代が始まりま
す。

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+KeiyaKanno
mailto:keiya@kanno.com
May God Bless You!
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