Subject:
詩篇126篇 まとめ
From:
"+mikuni@kanno.com" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2003/03/14 11:04
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは。菅野みくにです。

今日ビデオを撮ったのに、消えてしまいました。それなので、まとめを送ります。

1)シオンの捕らわれ

1節を見るとシオンの捕らわれ人を帰されたと書いてありますが、実際には書いてい
ないようで、主がシオンのとらわれを帰されたときと言うことになります。

シオンが捕らわれていると言うことは、別の言い方で言うと、神殿が壊されたと言う
ことです。また、神様がいなくなっていると言うことも言えます。

2)民の捕らわれ

民はバビロンに捕らわれてしまっています。バビロンは天の果てであることがわかり
ます。まず申命記30章1節ー5節を見てみましょう。ここは、イスラエルがもし罪
を犯したときに捕らわれてしまって、イスラエルがその場で神に立ち返るなら、神は
イスラエルをとらわれから戻して下さいます。たとい、天の果てにいても神はそこか
ら連れ戻して下さるのです。(ネヘミヤ記1章9節を参照)

イスラエルが捕らわれてしまっているのは、イスラエルが罪を犯し、神様に聞き従っ
ていないからです。また別の言い方で言うと神と民の関係がだめになっていると言う
ことも言えます。これは一番の苦しみであります。

3)大いなること
詩篇126篇の3節に大いなることというのが書かれていますが、ヘブル語の直訳を
見ると、神様が私たちとともにいて下さり、大いなることをなされたと書いてありま
す。神が私たちとともにいて下さることは大いなることなのです。

ヘブル語を見ると、私たちと共にということが、「イマーヌ」と書いてあります。こ
れは、まさしく「インマヌエル」ではありませんか。「エル」とは、神様のことを表
し、「インマヌ」とは、私たちと共にいるということを表しています。

4)主が帰ってくる
神の救い、すなわち、大いなることを通して、主はもとの神殿に帰ってきてくださる
のです。主が帰ってくるということは、わたしはあなたの神となってくださるという
ことです。

5)民が帰る
民は神のあわれみによってもとの地に帰ってくることが出来ます。民が帰ってくると
いうことは、あなたは私の民となるということです。

民は神殿が再建された、その神殿で、神を礼拝し、喜び叫んでいるのです。ところ
で、神とイスラエルの関係のことに戻りましょう。民が神に聞き従うことによって、
神は民をシオンに帰してくださいます。神と民の関係が「愛」になるのです。これが
一番の喜びであります。

私たちが、神様に聞き従うことによって、
主と民の関係がよくなり、
私たちが喜び叫びますように。
ハレルヤ!

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